2009年6月1日
シジュウカラがアカゲラ子育て
シジュウカラが毛虫をくわえて桜の洞前でヒナを呼んでいた。洞から顔を出したのはシジュウカラより大きいアカゲラのヒナだった。毛虫を見せて、巣穴から顔を出すように促し、じらしてから口移しに餌を与えた。
これを数分ごとに繰り返し、本当の親が現れたのは観察してから1時間ほど経ってからだった。その後は親とシジュウカラの交互の給餌が3時間続いたが、シジュウカラがツガイで来ているのにアカゲラは雄だけだった。
後日写真で気付いたのだが、巣穴には雄のヒナが2羽居たようだ。
給餌中は両種のニヤミスが何度かあったが、お互い気にしている様子はなかった。
限られた時間でのデータ
6月9日
9:26~10:10 シジュウカラだけが餌やり
10:36~13:04 アカゲラとシジュウカラが交互に餌やり 148分間に20回 平均7.4分/回
6月10日
13:28~14:27 シジュウカラだけが餌やりをし、親の姿は見られなかった。
6月11日
午前中に姿が消えた。巣立ちをしたらしい。
(写真は左:シジュウカラが給餌 右:アカゲラ♂が給餌)