2016年7月20日
甲斐駒ヶ岳 (北沢峠~六合目小屋)
目的の鋸岳に登るため、甲斐駒ヶ岳からのルートを踏破した。これを初日の甲斐駒ヶ岳と2日目の鋸岳とに分けて記録した。
初日のルートは、北沢峠から双児山に登り、甲斐駒ヶ岳頂上を経由して六合目小屋到着までである。
年月日 | 2016.7.20 |
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天候 | 晴れ |
コース | 戸台大橋-北沢峠-双児山-甲斐駒ヶ岳-六合目小屋 |
メンバー | 佐々木 満 青木興家 |
行動時間 | |
感想、他 | 小屋のスペースが限られていることと、鋸岳のクサリ場での渋滞と落石を避けるため、登山最盛期前に登ることを考えていた。結局梅雨明け前の7月20から実行したが、雲が多く初日の展望は良くなかった。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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7:00-8:15 | 戸台大橋 | 戸台大橋の駐車場に二人が7:00同時に到着、佐々木氏には新潟市から早立ちしてもらった ここから8:15のバスに乗って北沢峠へ向かう、途中鋸岳を展望できる場所で停車し、運転手が「鹿窓」の説明をしてくれた |
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8:55-9:00 | 北沢峠 | 1981 | 戸台と広河原へのバス待合室が峠を境にして各々2棟新設されていた 峠から左手の登山路に取り付く、シラビソの中の道は緩やかで一定のリズムで登れる |
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9:50-10:00 | 休憩 | 2280 | ここまで高度差300mを50分で登ってしまい、昔の登山ペースがよみがえったと錯覚した あとで軌跡図を見て分かったのだが尾根の腹を捲きながら一定の勾配で道が付けられたおかげだった |
シラビソコメツガ、ダケカンバ |
11:15 | 不動岩 | 2607 | 双児山の下のピークに地蔵が祀られている | |
11:25-45 | 双児山2649m | 2645 | 昼食 ハイマツが現れ森林限界に達したようだ、ここから若干降ったあとゴーロの登りになった |
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12:30-40 | 駒津峰 | 2754 | ここは仙水峠からの道が合流している この付近で上から降リてくる人が多くなった、仙水小屋から出発した人たちが頂上を往復し、時を同じに降りてきているようだ |
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13:10-20 | 六方石(八合目) | 2723 | ここの鞍部から最後の登りになった、岩稜を行かないで右手の迂回ルートを行く | |
14:30-45 | 甲斐駒ヶ岳頂上 2967m |
2965 | 頂上には誰もいなかった、黒戸尾根からと北沢峠から登った人たちはすでに全員降ったようだ 頂上に立った時は展望がなかった |
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14:55 | 石碑 | 妙見菩薩と読める石碑が2基祀られていた | ||
15:10 | ライチョウの親子 | 数羽のヒナを連れ歩くのが当たり前と思っていたのだが、1羽のヒナしかいなかった | ||
15:20 | クサリ場 | 2849 | トラバース用に横向きに付けた鎖がある | |
15:40-55 | クサリ場 | 20mほどの高さだろうか、傾斜は緩やかだが鎖がないと危険 | ||
16:20 | 六合目小屋 | 2552 | 稜線から岩を伝って小屋についた 8人パーティーが居て、板の間のスペースを空けてもらう |
土間で寝る準備をしていったが、10人板の間で宿泊 |
16:30-17:20 | 水場往復 | 水場2470 | 水量はそこそこ湧出していて、備え付けのジョウゴを使って短時間で汲めた 水場入口は広場になっていて数基の石碑、祠が祀られてあって、「神旺霊神嶽津彦」明治22年7月の銘が読めた 黒戸尾根のおびただしい石碑、祠と比べればわずかな数だが、127年前の信仰心に驚かされる |