2017年2月15日
杓子山・鹿留山 道志山系
厳冬季の富士山は遠く離れても澄明な姿を見せてくれるが、快晴が続くとさらに近づいて仰ぎ見たい衝動に駆られる。
先月は足和田山から仰ぎ見たが、今回は道志山系の杓子山を選んだ。
標高1600mほどの低い山からだったが、樹木の遮りは少なく高座山へのカヤト道と杓子山頂上からの富士山の眺めに思う存分満足した。
年月日 | 2017.2.15 |
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天候 | 快晴 |
コース | 鳥居地峠-高座山-杓子山-鹿留山-忍野村 |
メンバー | 薮田、残間、青木 |
行動時間 | |
感想、他 | この山系は富士山と至近距離にあり、正面に吉田口登山道が見えていて、そこに立ち並ぶ山小屋もよく見えた。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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6:30 | 北杜市大泉町発 | 一宮御坂IC=新御坂トンネル=新倉河口湖トンネル=鳥居地トンネル=鳥居地峠のコースで車でおよそ2時間 吉田の街で通勤ラッシュに掛かる |
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8:25-45 | 鳥居地峠 | 1006 | 忍野村側から峠に到着、吉田側のゲートが閉まり通行止めになっていた 峠に数台の駐車ができるスペースがあり、ここから登山を開始 しばらく車のわだちが残る林道を行くが、途中で分かれて尾根道を登る 新雪に残るノウサギとニホンジカの足跡を見る |
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9:10 | カヤトの尾根 | 尾根を境に右手斜面がカヤトに覆われているため視界を遮るものがなく、みごとな富士山を眺めながら登る | タクシー運転手の話では毎年山焼きをしているとのこと | |
10:05-10 | 高座山(たかざす) | 1314 | 頂上は林に囲まれていて、木の間越しに富士山を望む | 四等三角点 |
10:35 | 送電塔 | 1290 | 送電線が稜線を横切って、三ッ峠から石割山へと続いている | |
11:00-05 | 大権道峠(オオザス) | 1335 | 左から不動ノ湯林道が合流していて、単独行者が登って来た | 荷運び用のモノレールがあったが用途はなんであろうか |
12:05-45 | 杓子山頂上 1597.6m | 1602 | オオザス峠からは急坂で予定の倍の1時間掛かってしまった 正面に吉田口登山道が見えていて、そこに建ち並んでいる小屋も分かる 頂上からは御坂山系はもちろんのこと、さらに遠く南アルプスの甲斐駒ヶ岳から聖岳までを見渡せるなど文字通り360度の展望を楽しんだ |
パラグライダーのスタート台があった |
13:30 | 立ノ塚峠への分岐 | 1635 | 杓子山からの縦走路に大きなイヌブナの株立ちが目立ってきた | |
13:45-55 | 鹿留山 1632.1m | 1630 | 頂上は樹間にあり展望がなかった、杓子山よりこちらが高いのだが山梨百名山にならなかったのは展望の差だろうか 頂上に幹回りが5mはありそうな巨木があったが、樹齢は400年を越えているのではなかろうか ここから分岐点まで戻る |
三等三角点 |
14:05 | 立ノ塚峠への分岐 | 分岐点からいきなり急坂が始まりしばらくロープを伝っての下降が続く | ||
14:25-35 | 富士展望地 | ここからの富士山は両裾野に陽が射しているのに正面だけ影になっていた 不思議な光景で、今、太陽は富士山の真上にあるのだが、若干真後ろに傾きかけているのだろうか |
翌日山中湖の夕日ダイヤモンド富士を報じていたが、このまま待てばここでも見られたのかもしれない | |
14:55 | 岩場 | 1469 | 急坂は依然と続き、岩場でロープを使って下降 | |
15:45-50 | 立ノ塚峠 | 1232 | ここで右折して忍野村の内野に向かう、真っ直ぐ行くと石割山手前にある二十曲峠につながる | |
広い舗装道路 | 1045 | 峠からしばらく降るとわだちが残る林道に出て、その後山中に不似合いな幅広い舗装道路が現れた、別荘地でも造成するのだろうか | ||
16:50 | タクシー乗車 | ニワトリ小屋がある近くでタクシー会社の立看板を見つけ、ここまで来てもらい鳥居地峠まで乗車する | ||
17:00 | 鳥居地峠 |