2020年5月12日(火)
富士見山 1640.0
国道52号線にある切石から寺沢川沿いに入り、最奥の平須集落から富士見山に登り、堂平集落に降った。
標高差約950mあるため、長丁場になることを覚悟して登り、同じ標高差の富士見展望台に3時間半でたどり着いたが、そのあと30分かかって山頂に達した。
年月日 | 2020.5.12 |
---|---|
天候 | 快晴のち晴れ |
コース | 国道52号線=切石=平須登山口-富士見展望台-富士見山-堂平分岐-堂平 2.5万図切石 |
メンバー | |
行動時間 | 沿面距離 12.2km 所要時間(休憩含む)8時間15分 |
感想、他 | 登った平須ルートと下降した堂平ルートは共にスギ、ヒノキが広く植栽されていたが、手付かずの広葉樹林帯も多く残されていて、明るく輝く新緑にいやされた。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
---|---|---|---|---|
6:25-35 | 平須駐車地 | 707 | 平須登山口の下にある大型バス駐車場に注意書きを見落として停めてしまった ここから少し上がった所にある平須登山ルート標識から登りだす |
登山者は「炭焼き園」に駐車することになっていた |
7:15-20 | 休憩 | 921 | スギ林のなかを進み、廃屋を見送る クルミが多く、リスとネズミの食べたあとの殻が混じって転がっていた 途中からヒノキ林にかわる、昭和41年植栽とある |
7:23富士見山登山道 標高約950m/1640mの標識 |
7:55-8:00 | 休憩 | 1173 | 植栽林から広葉樹林にかわり、まぶしいほどの新緑に覆われた所でくつろぐ、下に集落が見えていて銃砲の音が響ていた | 定期的に一日中聞こえていたので、動物脅しの空砲だったかもしれない |
8:05 | 鎖場 | 1185 | 今まで登って来た尾根から左の尾根に乗り移るトラバース点が鎖場になっていて削ぎ落ちている 尾根に取付いた後はジグザグの急な登りになった |
|
8:35-40 | 丸太ベンチ | 1306 | ブナの混じる広葉樹林に中にいる | |
9:10 | 稜線が見えてきた | 稜線下の垂直壁は真っ直ぐ沢に落ち込んでいる | ||
9:50 | 稜線(平須分岐) 1627標高点 |
1622 | 稜線に到着、新しいベンチが置かれていて、富士山も見えて頂上に着いた気分になった | |
10:00-10 | 富士見山展望台 | 1640 | 名前の通りの富士山展望台だが毛無山系が屏風のように立ちはだかり裾野まで見えない 西側の南アルプスは樹木があって全部を見渡せなかった ここに鳥居と小さな祠が祀られていた |
地元の標識からはここを富士見山山頂とみなしているように思えた |
10:40-11:10 | 富士見山 1640.0 | 1642 | 山梨百名山標識、二等三角点標石と新しいベンチが据えられていた 展望は先ほどの展望台と同じ感じだが、南アルプスはカラマツに隠れていた。 |
平成19年更新図、昭和46年改測の地形図の標高は1639.5m |
11:55 | 平須分岐 1627標高点 |
1625 | 平須分岐に戻る、ここの1627標高点から北東の1381標高点まで明瞭な尾根が派生しているが、ここに道はなく、さらに稜線を行く、途中鳥居と祠が道から外れてある | |
12:10 | 堂平分岐 | 1590 | 鞍部に堂平分岐があり右折する 降り始めは恐ろしいほどの急こう配で驚く、ジグザグに道がついているが、足を置いた所が下にずり落ちていって止まらない、地図の等高線を見ても、登るときに見た垂直壁と同じ幅だ、100mほど降って落ち着き、植栽林に入ったら立派な登山道が現れた |
|
12:55 | 1381標高点 | この付近からなだらかになって、ブナの大木が混じる広葉樹林帯になって、余裕を持って降れた | ||
13:20-30 | 尾根分岐 | 1212 | 堂平へ続く大きな派生尾根に移る、ロープが張られている所をトラバースする 13:40小屋前を通過、まだ使用しているようだ 14:05炭焼き窯が残っていた |
|
14:30 | 堂平 | 736 | 堂平ルート登山口に無事到着 道路に出て平須まで戻る |
|
14:45-55 | 駐車地 | 711 | 駐車地入口に看板があってバス用のため100m先の「炭焼き園」に駐車のこととあった、看板の反対側から入ったため見落としていた、申し訳ない! |
-
平須みのぶ自然の里(添付地図の青少年自然の里)から富士見山が見えた
-
駐車してしまった大型バス駐車場とその先の登山口
-
最初はスギ林の中を行く
-
径150センチほどもある山ブドウが、道の上を覆っていた
-
クルミを食べたあとの殻が転がっていた
-
ヒノキ林(昭和41年植栽)とスギ林がある
-
このような標高表示板が高さ50mごとに現れて参考になった
-
植栽林は広いがこうした自然林も残されていてほっとする
-
左の尾根に乗り移るトラーバース点に鎖場があり、ロープも張られていた
-
厳しい尾根登りにようやく稜線が見えてきた、その下は垂直の壁になっている
-
標高1450m地点にたどり着いた、あと残り190m
-
稜線に到着、左手に富士見山がある
-
稜線からの富士山、手前に毛無山系が立ちはだかるため裾野まで見えない、下に富士川が流れる
-
標高1640mの富士見展望台、祠があり地元ではここを富士見山頂としているように見える
-
南アルプス側は木に隠れて一部だけの展望で、赤石岳と前衛の笊ヶ岳だろうか
-
富士見山山頂に二等三角点と山梨百名山標柱、それにベンチがある
-
富士見山頂上にある立派なベンチに座って
-
堂平への分岐は平須分岐点を越えた鞍部にある
-
ブナの森に余裕ある空間を生み出している巨木
-
堂平に下山