登山登録

2022年5月10日(火)

釜無山 2116.7m

 入笠山と峰続きの釜無山に登った。
昨年11月に登山口で勘違いして登れなかったが、今回はなんとか山頂にたどり着くことができた。
入口に立派な「釜無山登山口」の看板があるものの、途中に登山標識はほとんどなく、登山道すべてが笹やぶに覆われていて腰から胸まで達するやぶ漕ぎを強いられた。

登山記録

年月日 2022.05.10
天候 快晴
コース 富士見峠(国道20号)=沢入登山口=大阿原湿原-釜無山登山口-釜無山 (往復) 地形図:信濃富士見
メンバー 薮田、俵、残間、青木
行動時間 沿面距離:11km 所要時間(休憩含む):7:20
感想、他

 釜無山は標高が2000mを越えるものの、アプローチの林道を除いた行程は標高差167m、距離2.5kmに過ぎず、ハイキング程度の感覚の山である。
しかし入山して驚いた。登山口からやぶに覆われ道はなく、最初の1㎞は富士見財産区の境界赤杭とピンクテープを目印にしたが、その後は消えた。
あとの行程はGPSを頼りに赤テープを付けながら登ったが、廃道化した道を外れると身動きが取れなくなったりした。
最近登山者も訪れていないようで、ますます廃道化が進むので、登山路の廃道化をつたえる必要があると思う。

時刻 位置(標高m) バロm 記事 備考
6:00発 北杜市大泉町 国道20号の富士見峠経由で入笠山への道を行き、沢入登山口経由で大阿原湿原に到着 沢入登山口からはマイカー規制がある
7:10-25 大阿原湿原 1820 1830 大阿原湿原に駐車し、釜無山への標識に従い林道を行く
林道横にタカネザクラの花が咲き始めていた
7:50 十字路 1911 程久保山への道があり、登山路を含めると6本の道が合流している
ここからの林道はシラビソ、コメツガ、ダケカンバの原生林が残されていて、今までのカラマツ林と雰囲気が変わった
8:10 五叉路 1941 原生林はここで終わり、カラマツ林に戻った
8:25 釜無山登山口 1958 大きな立派な看板「釜無山登山口」に到着、入口から笹やぶに覆われていて、およそ登山道があると思えないが、昨年の失敗を思い出しながら意を決して笹やぶに突入する
8:50 ピーク2003 2009 2003m標高点があるピークまでの登りは腰までの笹やぶ漕ぎになり、カラマツの幹に括られたピンクのテープと「富財界」の赤杭を頼りにたどり着いた
ピーク上には「境界見出標 富士見財」の標識があった
赤杭は複数あって、毎年新しい杭が足されていた
9:10-15 鞍部 1999 ピークから降りた鞍部に「釜無山」標識と「水源かんよう保安林」の標識を見つけた
ここにも赤杭があったが、このあと赤杭とピンクのテープは消えてしまった
鞍部から次の尾根までは笹が深くなるとともに、目印がなくなったのでGPSを頼りに、新たに赤テープを付けながら登る
9:30 尾根の曲折点 2021 頂上へ続く尾根にたどり着き、右に直角に曲がって進む、尾根上もカラマツ林に覆われて笹やぶが続く、途中中央アルプスをのぞき見できたがほとんど視界なし
10:00-10 休憩 2050 ようやく笹がない空地を見つけて腰をおろす、昨日終日の雨で笹の露が残っていて、スパッツを付けていても股まで濡れていた
頂上手前に一部岩場があって笹やぶが途切れ、見たことのない石標が2本あった
10:55-11:50 釜無山山頂 2116.7 2123 カラマツ林に覆われた平頂に到着、間違いなく釜無山の標識と三等三角点を見つけてほっとする
12:45 尾根曲折点 2020 登りに4人が歩いた笹やぶに踏み跡は残ってなく、帰りも腰までのやぶ漕ぎを強いられた
笹やぶ漕ぎで足が取られないようカンジキ歩きをやったらうまくいったが、最近使い慣れていない筋肉に負担が来て足が吊ってしまった
12:50-13:00 鞍部 1995 鞍部から右手に林道の側道を見つけて、ピーク2003を登らずにバイパスした
13:15 林道の側道 1995 側道から降りた所が林道釜無山線で八ヶ岳全貌を展望する
13:30 林道釜無山線 1968
14:40 大阿原湿原

登山マップ

地図

写真

登山登録

年代別

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

2023年

山別

八ヶ岳南部

八ヶ岳北部

八ヶ岳周辺

南アルプス

富士山周辺

飯豊と日本海側の山

秩父・大菩薩山系

その他