2021年9月13日(月)
天女山から三ツ頭 往復
天女山から標高差1000mの三ツ頭を目指してみることにした。
最近は体力低下を感じながらも低山登りを続けているが、我が老脚でどれほど登れるかを知っておきたいと思った。
結果、前三ツ頭までの標高差940mに3時間50分、三ツ頭までの標高差1040mには5時間20分を要した、これには昼食、撮影を含まれるものの正に老人の歩みだ。これをもとに今後の山登りを見つめ直そう。
年月日 | 2021.9.13 |
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天候 | 快晴 |
コース | 天女山-三ツ頭 往復 地形図:八ヶ岳東部、八ヶ岳西部 |
メンバー | |
行動時間 | 所要時間(休憩含む):9:35 沿面距離:11.7km |
感想、他 | 標高差1000mに対するタイムトライアルなので、脇目をふらずに歩かなければならないのだが、ついつい花や木、遺蹟に目が行き、さらに展望できる山名同定までと欲張り登山になってしまった。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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5:40-50 | 天女山 | 1421 | 自宅から天女山駐車場に15分で到着 気温12℃で肌寒い 7月18日八ヶ岳横断歩道を歩いたときは満車だったが、月曜日のせいか駐車は1台のみ |
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6:05 | 天ノ河原 | 1545 | ||
6:25 | 標高石柱海抜1700米 | 1698 | 標高石柱については2枚目の写真説明を参照 | |
6:35-40 | ベンチ | 1729 | このあたりから三ツ頭と権現岳の姿を目にした、横にベンチがあって座ったまま富士山を眺めることができた ここからカラマツにミズナラとハンノキが混じってきた |
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6:50 | 丸太ベンチ | 1770 | 丸太を重ねたベンチがあって、ここから西側に見えた甲斐駒ヶ岳はカラマツが大きくなって見えなくなった | |
7:05 | 標高石柱海抜1800米 | 1823 | コメツガ林の中に海抜1800米の石柱が据えられていて、右横に‟開世務”、左横に‟紀元2600年記念 甲斐八ヶ岳会” の文字が読めた | 紀元2600年(1940年)に坂本増次郎が立てたとされる |
7:25-35 | 倒木ベンチ | 1933 | 倒木コメツガにチエンソーで切れ込みを入れた洒落たベンチ | |
7:50 | 国定公園看板 | 1989 | 八ヶ岳中信国定公園 天女山~権現岳登山道 標高約2000mと表示されている | |
8:25-35 | 休憩 | 2129 | 標高2000m付近から急斜面になって、所どころに手がかりロープが張られている 斜面を登り切ったところで尾根に到着、南アが見えて前三ツ頭も姿を現した |
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9:05 | 希少種保護看板 | 2240 | 道沿いに新しいロープが張られて希少種保護看板が吊るされていた | |
12:50 | 標高石柱海抜2300米 | 尾根に出てからも急坂で厳しい登りだ | 石柱の横文字は‟遺風顕彰” | |
9:40-10:00 | 前三ツ頭 2364.6m | 2357 | 三等三角点がある前三ツ頭にようやく到着 この先の三ツ頭まで行くことにためらいが出てきてしまったので、取りあえず早めの昼食をとり、空身で山頂付近の植物観察をする |
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10:40 | オオシラビソ林 | 2482 | クジャクチョウとベニヒカゲを追っかけているうちに、登れそうな気持になって頂上に近づいた | |
11:10-40 | 三ツ頭頂上 2580m | 2575 | 時間が掛かったが標高差1000mを登ることができた、今までの辛さを忘れて、三ツ頭からの展望を楽しんだ、特に頂上の先にある刀利大権現からの権現岳・阿弥陀岳・中岳・赤岳の連山は迫力がある 前三ツ頭から目にできなかった槍穂、中央アルプスまで目にできた |
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12:15-30 | 前三ツ頭 | 2374 | 三角点横にシラタマノキとヤマハハコを見つけて、また時間を食ってしまった、ザックを回収して降る | |
13:50 | 標高石柱海抜1900米 | 1961 | 国定公園の看板から7-8分降った所に海抜1900米の石柱を見つけた、登山道は深くえぐられていて背丈をこえた左手のヤブの中にあった 今まで見つけられなかった石柱だが、今回ここで何気なく振り返って見つけた、ピンポイントの位置で振り返させてくれたのは何だったのだろう? |
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天ノ河原 | 標高石柱海抜1600米を確認する、横の勅語の言葉は‟徳器成就”だった | |||
15:20 | 天女山 |