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2018年3月11日(日)

春日山-滝戸山縦走 御坂山系

 御坂山系の支脈として連なる春日山から滝戸山を縦走した。甲府側と芦川町側と山を越えての行き来が多かったのだろう、鳥坂峠、黒坂峠、鴬宿峠とあって舗装された林道が縦横に走っていた。
林道を避けて峰々をを辿ったが標高が1200mと低く、雑木林に囲まれているため、御坂山系の主脈の山々と富士山は展望できなかった。

登山記録

年月日 2018.3.11
天候 曇りのち晴れ
コース 新鳥坂トンネル-鳥坂峠-春日山-名所山-滝戸山-鴬宿
メンバー 薮田、俵、米長、青木
行動時間 7時間 12Km
感想、他

 黒坂峠と鴬宿峠との間の名所山は国土地理院の地形図に明記されているのだが、現地頂上には山名表示がなく、古い標識に「山梨百名山 春日山最高点」とあった。
もっとも私の手持ちの古い地形図(平成元年修正測量)には滝戸山と鴬宿峠との中間にある1118.4のピークが名所山になっている。国土地理院がいつ、なぜ変更したのかわからないが、これが錯綜している要因であろう。
古い地形図やガイドブックをお持ちの方は注意が必要だ。

時刻 位置(標高m) バロm 記事 備考
6:55 新鳥坂トンネル 991 新鳥坂トンネルの芦川側の駐車場で米長さんと待合せたあと、春日山から滝戸山に縦走後の下山口になる鴬宿林道に車を待機させるため2台で移動
7:20 鴬宿林道ゲート 925 鴬宿林道のゲートは県道との分岐点になく、2.5Kmほど奥に入った所にあった、ここに1台駐車して新鳥坂トンネルに戻る 山梨の林道は冬期間(12月=4月)通行止めになる
7:40 新鳥坂トンネル登山口 995 トンネル左のゲートに春日山登山口の標識があり、そこからスタート
鹿狩りハンターに出会ったあと右手の石段から取り付く
取付き点の奥に入口が塞がれた旧鳥坂トンネルがある
8:05 鳥坂峠 1080 峠の右手は釈迦ヶ岳へ、私たちは左手の春日山に向かう
今朝降った雪道にハンターと犬の足跡それにシカの足跡も残されていた
8:50 春日沢ノ頭手前ピーク 1223 ピークに恩賜林の石標があるのみ
9:10-20 春日沢ノ頭 1235.0 1241 笛吹市が立てた樹脂製標識に「春日沢ノ頭」と明記されていたが折損していたので、取りあえず赤テープで応急処置をしておいた 三等三角点
9:40-10:05 春日山 1160 開けた場所に大きな電波塔と付属設備が居座り、春日山の山頂は木立の中にひっそりとあった
春日沢ノ頭にあったような笛吹市の樹脂製の山頂標識はなかったが、山梨百名山「春日山」の木柱があった
10:15-20 黒坂峠 1096 芦川町と境川町を結ぶ峠に江戸時代の句碑とその句をステンレスに記した新たな碑が並んでいた
舗装された林道を横切って階段を登り返すと、幅広い防火線の中を行く急坂の道になった、適度に積もった雪上をキックステップで登る
俳人飯田蛇笏は境川の出身と同行の米長さんから伺ったが、この地には句を作る風土が江戸時代から明治、現代につながっているようだ
10:50-55 名所山 1240 ここの古びた看板に「山梨百名山 春日山最高点」の表示があったが、名所山の標識はなかった
現在の国土地理院の地形図はここを名所山としているのに不思議だ
私が所有している地形図(平成元年修正測量)では名所山は滝戸山の東ピーク1118.4にある
11:20-50 三叉路 1189 名所山からの降りも防火線の広い道が続き三叉路の平らなところで昼食にする
ここに境川町大窪からのコースが合流していて、ちょっと下がった所に四等三角点を見つけた
四等三角点1171.7
12:10-15 鴬宿峠 1047 右手に林道が迫ってきたので、尾根道から林道に降りるとすぐに鴬宿峠で、そこに「ナンジャモンジャの木」があった
12:20 滝戸山登山口 1061 鴬宿峠から歩いてきた道が「名所山林道」で、すぐに「大窪鴬宿林道」に出会った、この三叉路に滝戸山登山口があった
13:15-25 滝戸山 1220.7 1224 ミズナラの純林のなかの頂上で視界はない
山梨百名山の標識と「やまなし森林100選 ミズナラ林」の看板が立っている
二等三角点
14:05-10 滝戸山登山口 登山口に戻って大窪鴬宿林道の鴬宿に向かって舗装道を降る、林道標識には鴬宿まで5.5Kmとあるが、ゲートまでは半分で済みそうだ
14:35-45 鴬宿林道ゲート 925
15:00 新鳥坂トンネル 登山口まで車で戻る

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