2020年2月28日(金)
嵯峨塩鉱泉から源次郎岳
嵯峨塩鉱泉は日川渓谷の奥にあり、冬期に林道閉鎖の可能性があったが、途中に嵯峨塩集落(旧牛奥)があるので出かけてみた。
途中で車載GPSに通行止めの表示が出てしまったが、小型車は通行でき無事登山口のある嵯峨塩鉱泉にたどり着き、源次郎岳に登ることができた。
年月日 | 2020.2.28 |
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天候 | 快晴 |
コース | 嵯峨塩鉱泉登山口-源次郎岳(往復) 2.5万図 大菩薩峠 |
メンバー | |
行動時間 | 4時間7分(休憩含む) 沿面距離7.2km |
感想、他 | 今冬は暖冬続きで、春の陽気のなかの山行が多かったが、久方ぶりに寒気団が到来して澄んだ青空のもとの登山になった。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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日川渓谷 | 国道20号線から日川渓谷沿いの道を行く、いわゆる大菩薩峠に向かう道と同じで、冬期の通行止めを心配したが、嵯峨塩鉱泉の先まで大丈夫だった。 | |||
7:25 | 嵯峨塩深沢線林道ゲート | 私の手持ちの2.5万図に1223m水準点からの登山道があり、下山路に使えないか確認のため、このゲートまで車で走らせたが、ここまで来ても見つからなかったので引き返す | 嵯峨塩深沢線ゲートは閉鎖 | |
7:40-50 | 嵯峨塩鉱泉登山口 | 1203 | 嵯峨塩鉱泉の前にある階段から登り始める | |
8:10 | 尾根上に出る | 1310 | ニホンジカが鋭い啼き声をあげて警戒していた コンクリートの水槽が見え、その後TVアンテナのある所に出る |
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8:15 | 一本目の林道 | 1328 | 未舗装の林道が現われ、横積みされた伐採木の横を横切って登山路を行く | |
8:35 | 二本目の林道 | 1438 | 舗装された二本目林道を横切る これが登る前に見た嵯峨塩深沢林道だ |
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8:40 | 山ノ神・蛤岩 | 1456 | 牛奥峠 山ノ神・蛤岩の表示があり、横割れした石碑に山ノ神と刻まれていて、隣にハマグリに見える丸い岩があった | 牛奥峠は日川沿いにある牛奥集落(現在の嵯峨塩集落)と勝沼との往来があったのだろうか |
8:50-9:00 | 1481標高点 休憩 | 1483 | 古い地図ではこの付近に嵯峨塩鉱泉の北の1223水準点からの登山路が合するところだが道はなく、廃道になってしまったようだ | |
9:10 | 2つの登山標識 | 1515 | 上の標識は下日川峠との分岐点にあって、少し下にも標識があった 地形図上は下日川峠の分岐点は最高点からになっているが実際は少し手前にあった |
下の標識は←源次郎岳 登山口→ とあり登山口が登って来た方向でなかったため気になった |
9:20-30 | 最高点 | 1545 | 最高点には山名標識がなく、乙九九と刻まれた古い標石があるだけだった ここから凛とした姿の富士山を眺められた ここまでは広い尾根の散歩気分で登って来たが、源次郎岳へはヤセ尾根に代わりに、降り口にロープが張られていて緊張を強いられた |
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9:40-10:00 | 源次郎岳 1476.6 | 1475 | 鞍部まで80mほど降り、登り返した所が源次郎岳で最高点より低い山だった、頂上はピークになっていないで、平頂でしかも斜面にあるため標識がないと分からない 山梨百名山の木柱が建っているところには三角点の標石がなかった 平頂の周りは刈払われていて富士山、南アルプス、甲武信岳などを展望できた |
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10:30 | 最高点 | |||
10:35 | 2つの登山標識 | 1515 | 下の標識の「登山口」を指す方向は下日川峠方向ではなく東の日川側を指していたので道を探してみた、しかしカラマツの伐採木が散乱しているだけで道らしい道はなかった | |
10:50-11:00 | 1481標高点 | 1483 | 東に見える小金沢連嶺から滝子山までの尾根を眺めながら休憩 | |
11:45-50 | 嵯峨塩鉱泉登山口 | 1203 | 午前中に登山を終えた、また久方ぶりに誰にも会うことなく立った一人の山になった | 時間に余裕があったため、敷島公園の梅を見てから帰宅 |
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嵯峨塩鉱泉の真向いに登山口がある
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階段の上に源次郎岳登山口の標識がある、さらにこの先に標識があり源次郎岳80分とある
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この斜面を登っていた際にニホンジカが鋭い啼き声をあげて通り過ぎた
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一本目の林道に出会う、横切って伐採木横の登山路行く
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源次郎岳への矢印は林道方向を指していたので、うっかり入りそうになった
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舗装された二本目の林道に出会う、ここが登る前に見た「嵯峨塩深沢線」とつながっている
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牛奥峠 山ノ神・蛤岩の看板 横割れした石碑に山ノ神の文字が見える、左の丸岩が蛤に見立てたらしい
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カラマツ林の中に標識があって左は源次郎岳、右手に登山口とある
帰りにこの右手の道を探したが見つからなかった -
先ほどの標識のすぐ上にもう一つ登山標識があり、右手へは下日川峠の表示
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頂きに登山標識はなく、乙九九と刻まれた標石があった
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最高点から久方ぶりに凛とした姿の富士山を見ることができた
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最高点から一変してヤセ尾根になり、その降り口にロープが張られていた
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ヤセ尾根から最高点を振り返る
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広い源次郎岳に到着
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山頂は傾斜していて、山梨百名山の木柱はここより下にあり、三角点を見つけることができなかった
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山梨百名山標識と私の足もととの間に富士山が写っていた
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甲府盆地を挟んだ彼方に南アルプスが輝いていた
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八ヶ岳、金峰、甲武信岳も展望
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大菩薩嶺・小金沢連嶺も林越しに見えた
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源次郎岳から最高点を望む