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2017年9月24日~26日

飯豊の最高峰 大日岳(2)

大日岳(1)に登山口から切合小屋までを記録した。
大日岳(2)には切合小屋から飯豊山経由で大日岳に登り、本山小屋に泊まり下山するまでを記録した。

登山記録

年月日 2017.9.25-26
天候 快晴 快晴
コース 切合小屋-草履塚-飯豊山-御西岳-大日岳-本山小屋-三国小屋-横峰-登山口
メンバー 佐々木、亀谷、青木
行動時間
感想、他

久しぶりに大日岳に登り、ここを中心に歩き回っていた時代を思い起こした。私の飯豊登山はオンベ松尾根からこの大日岳に登ったのが始まりだった。
その後飯豊連峰に魅入られたように登り続け、裏川(実川の支流)の沢遡行、この頂上からから派生する蒜場山や水晶峰での残雪期登山、厳冬期の飯豊全縦走ではこの大日岳と西大日岳も入れて成功させたことなどが蘇ってきた。
苦労を重ねてきた山だったが『忘れえぬ山』の一番だったかなと思いながら、大日岳に別れを告げた

時刻 位置(標高m) バロm 記事 備考
9月25日
4:00-5:40
切合小屋
きりあわせごや 
1746 4時に起きて外に出たら満天の星空、東に見える街の灯は米沢であろうか
5時半のご来光を見てから5時40分に出発
6:15-25 草履塚
ぞうりづか
1902 今日たどる御秘所、飯豊山神社、飯豊山、大日岳までのパノラマが広がり、私たちがいる草履塚の山影がパノラマの中に映し出された
ここから神域に入るため登拝者が草履を履きかえたとされる場所で、頂上には鉄剣が祀られていたのだが今回は見当たらなかった
姥権現
うばごんげん
御秘所
おひしょ
草履塚から降りた鞍部に姥権現がある、女人禁制時代に登った姥が石に化したとされる
この先が御秘所で岩稜に鎖があり、右手が御秘所沢への絶壁になっているがそれほどの緊張感はない
7:10 御前坂
おまえさか
1908 御前坂は御秘所と一王子の間にあって200mほどの高度差がある急坂だが、40分で登り切った
一王子の先の広場はキャンプサイトになっていて、右手に水場への標識がある、正面には本山小屋、飯豊山神社とトイレが間近になった
一王子は石垣が積まれた所で祠があったところ
7:55-8:10 本山小屋と飯豊山神社 2102 一休みした後、飯豊山に向かう、神社からはほとんど平らな道を行って頂上に到着
8:40 飯豊山 2105.1 2107 飯豊山は一等三角点を持つ山だが、神社の高さとほとんど違わないためどちらも一緒の平頂にあるように感じる
一等三角点に立つと飯豊の北端の朳差岳からの縦走路の山々が見られ、かつ大日岳の美しい姿を目の当たりにすることができた
鏡雪雪田は秋になっても汚れなく多く残っていた、万年雪として残ることができるのだろうか
御西岳
おにしだけ
飯豊山から駒形山、玄山道へと緩やかに降った後は草原の登りになった
右手の一番高い所をめがけて登ったら御西岳の二等三角点と小さな池塘があった
10:15-35 御西小屋 1988 御西小屋は北からの縦走路と南からの縦走路に大日岳への登路がぶつかる三叉路にある
ここで二組のパーティーに出会った、いづれも山ガール主体のグループだ
ひと息入れて大日岳に向かう、降って行って文平ノ池が見えるところが鞍部でここから登りになった
12:15-30 大日岳 2128 2126 鞍部から250mほどの登りだったが、手ごたえがあった
頂上で朳差岳から縦走して来た山ガールのパーティーと写真を撮りあい、歩いてきた道を振り返る
14:00-14:20 御西小屋 1980 天気は快晴、本山小屋までの2時間を頑張ることにし御西小屋をあとにする
16:20 本山小屋 2104 本山小屋に宿泊、持ち上げたビールで乾杯
今日も天気に恵まれたおかげで標高2000mからの日の入りから、日没後までの山波の色変わりを楽しむことができた
避難小屋で管理人なし
9月27日
4:00-6:00
本山小屋 ここは切合小屋より250m高度があがったためか、夏用のシュラフでは寒かった
4時に起床、5時半に日の出を迎えて、朝日連峰、磐梯山や吾妻山それに尾瀬の燧岳までの展望を心ゆくまで楽しんだ
7:25 草履塚
8:00 切合小屋
10:00-20 三国小屋 剣ヶ峰は登る人が多かったのだが、降りはここから弥平四郎に向かう人が多かった、大日岳に出会ったパーティーも鏡山に向かうとのこと
岩稜の下降は危険が伴うので剣ヶ峰を避けるのは賢明な判断だ
私たちは昨日中に本山小屋にたどり着いていたおかげで、午前中に緊張感を保って降れた
11:10-25 剣ヶ峰の赤岩 1465 無事に剣ヶ峰をクリアーした
11:55 水場
12:30 横峰からの降り口 1314
14:00 登山口
14:30-15:10 いいでの湯 温泉で汗を流す
15:20 一ノ木飯豊山神社 一ノ木にある飯豊山神社に参拝し、登山の無事と山仲間への感謝を報告した

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