2015年12月19日
御坂山系 王岳
今年の山納は御坂山系の王岳になった。今年は3月に十二ヶ岳・節刀ヶ岳、11月に黒岳・釈迦ヶ岳に登って富士山を眺め、 富士五湖や田貫湖の撮影にも出向いて、富士山三昧の年になった。
年月日 | 2015.12.19 |
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天候 | 晴れ |
コース | 根場-本沢川-鍵掛峠-鍵掛-王岳-西入川-根場 |
メンバー | 俵 、青木、青木F |
行動時間 | |
感想、他 | 八ヶ岳に登っても南アルプに登っても、まずは富士山を探して 愛でるのが山ヤの本能だが、御坂山系からの富士山は格別だ。 まずはこの近さからの迫力、それに山上からの目線は高度感が違う。それに富士山頂から美しく裾野を引く姿はここが一番と思う。さらに欲を言えば日の出前に山系の稜線に立っていたい。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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6:00 | 北杜市大泉 発 | 甲府南ICまで中央高速道を利用 | ||
7:00-10 | 根場 | 916 | 駐車場横に「↑王岳・鍵掛峠→」の登山標識があり峠に向う 赤鳥居の薬明大神、半鐘と茅葺の家を過ぎ林道に入る 広い林道は左手に大きく迂回するが川沿いに戻ると堰堤が続く |
根場に入ると登山者用駐車場が入口にあり無料 |
8:00 | ②沢筋から尾根に取り付く | 1131 | 取付き斜面に植林用の支柱と樹脂の筒(シカ食害防止?)が散乱し、樹木は育っていなかった | |
8:25-30 | ③尾根上 | 1264 | アセビが目立つ林の中で富士山はよく見えない | |
8:55 | ブナ原生林の表示 | ブナ、アセビ、カエデの林が続く | ||
9:05 | ④地蔵がある大岩 | 1433 | 大岩に地蔵と碑があり、その右を捲いて上に出た | |
9:20-35 | 鍵掛峠 | 1513 | T字路に「鍵掛峠山頂」の標識があり、少し下がった所にも「鍵掛峠」の標識があって富士山の展望はこちらが良い | 芦川側への分岐点に「鶯宿」の小さな表示があった |
10:00-15 | 鍵掛 1589m | 1589 | 縦走路のピークだが木立の中にあり、展望が良くない 小春日和の稜線散歩だが北風が通る所は寒い |
標石があるが標高点用ではないようだ |
10:50 | ⑤ピーク | 1599 | そろそろ王ヶ岳かなと思ったのだが、まだ先にピークがあった 王岳へは岩があったが難なく通過 |
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11:15-12:10 | 王岳 1623.4m | 1623 | 頂上の南側は刈払われたのだろう、富士山、西湖と根場の里がよく見えるが西側の南アルプスは全く見えない 頂上でゆっくり昼食をとって過ごす |
二等三角点 山梨百名山(標識はなかった) |
12:20 | ⑥王岳南の尾根 | 1495 | 西入川コースの分岐点に「西湖根場浜」の標識があり、
左折し南の尾根の笹原を降る 標高1500m付近で左へ直角に折れるが真っ直ぐ にも尾根道があるので注意が必要 |
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13:05 | ⑦最初の堰堤 | 1172 | 尾根から直角に折れた後は沢への急斜面をジグザグに下降 カラマツ林の中の道は沢沿いに変わっても急坂で最初の 堰堤まで続いた |
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13:50 | 根場 | 916 | 堰堤からは舗装された林道を歩く 途中に熊用ドラム式捕獲器があったが今は使われていないようだ 冬至が近づいているため、ツルベ落としの日暮れを意識 し早い帰着になった |
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根場から朝陽に染まる王岳を見上げる
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根場の半鐘と茅葺の家の横を通って林道へ
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30分ほど歩いた所にあった標識、ここで堰堤終了したと思ったがさらに奥にあった
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最後の堰堤から離れ尾根に取り付くため斜面を登る
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途中「ブナ原生林」の標識があり、尾根には大径から小径のブナがあった
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鍵掛峠の標識 なぜか「鍵掛峠山頂」と表示されていた
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鍵掛のピークをバックに
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鍵掛の横に竜ヶ岳、毛無山が見えていた
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今日の富士山は11月21日黒岳からみた時より積雪が減った
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起伏が少ない稜線はこのような木立に囲まれている
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木立がある稜線も所どころ展望できるところがある、根場が真下に西湖の波立ちもよく見える
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王岳への登りに若干の岩がある
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今回のコースでは鎖場はなく、ロープがあった唯一の場所
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鬼ヶ岳から続く尾根を振り返る
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風もなく小春日和の王岳山頂は暖かかった
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南側は木立がなく富士山がよく見える
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王岳から西に行ってすぐ西入川への標識がある 「西湖根場浜」と表示
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標高1170m付近で最初の堰堤が現れて、車道に変わった
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熊用の捕獲器は現在使われてないようだが、この辺りに実際に出没したのだろうか
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富士山が見える根場の駐車場に無事帰着