2020年6月29日(月)
会津の駒止湿原と矢ノ原湿原のお花を訪ねて
新潟の山仲間に誘われて会津の駒止湿原と矢ノ原湿原を訪ねた。
新潟市から車で国道49号線と国道400号線を行く、それは阿賀野川から上流の只見川とその支流を辿る道でもあった。
会津川口で只見川から離れて昭和村の矢ノ原湿原を訪ね、その後に駒止湿原(こまどしつげん)を訪れた。
年月日 | 2020.6.29 |
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天候 | 晴れ、時々曇り |
コース | 新潟市-国道49号線-国道400号線-矢ノ原湿原-国道401号線-駒止湿原 |
メンバー | 親松、青木 |
行動時間 | |
感想、他 | 高層湿原に咲くワタスゲとニッコウキスゲの群落の花に期待して出かけた。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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6:25 | 新潟市出発 | 新潟市から車で出かけ、阿賀野川沿いの国道49号線を行く | ||
8:00 | 西会津 | 西会津から国道400号線(西方街道)に入る | ||
8:20 | 会津西方駅 | ここで只見川に出合い、国道400号線に国道252号線が重なって会津川口手前の金山町まで走る | JR只見線の会津川口駅から只見間は不通のままだった | |
9:00-15 | 金山町(かねやまちょう) | 道の駅「奥会津かねやま」に立ち寄って休憩、移築復元された江戸時代の旧家の前にザクロが花を付けていて、子どものときに見て以来かもしれない 道の駅は昨日の日曜日は満員の賑わいだったとのこと、今日は私たちだけ |
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10:00-30 | 矢ノ原湿原 | 看板に日本で2番目に古い湿原で約8万年前に形成されたとある ミツガシワとヒツジグサが湖面を覆っていて、ヒツジグサが花を付けていた |
夏にはハッチョウトンボ(日本で一番小さいトンボ)が見られるという | |
11:30 | 駒止湿原昭和村側入口 | 駒止湿原は水無谷地、白樺谷地および大谷地が代表的な湿原地になっていて、昭和村側入口から水無谷内と白樺谷内を巡った |
湿原入口は南会津町にもあるが、現在通行止めで入れない | |
水無谷地 | ブナ林のなかのギンリョウソウを見たあと、いきなり視界が開け湿原に入る、木道沿いにトキソウ、ニッコウキスゲ、ヒオウギアヤメなどが次々に現れる 動物からの食害を防ぐため入口にネットが張られていたが、イノシシがミズバショウを食べた痕やニホンジカがアザミを食べた痕が見られた |
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12:00 | 白樺谷地 | 各々の湿原を囲むようにブナ林があって、これは戦後に原生林を伐採した後に再生した二次林でブナの大木は見当らない ニッコウキスゲの群落に色を添えているのがヤマドリゼンマイの若葉で、これが広く広がっていた |
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12:45 | 白樺谷地から引き返す | 帰りにカメラレンズを望遠から広角に換えてツルコケモモ、モウセンゴケなどを接写してみる | ||
13:40 | 昭和村側入口駐車場 | |||
14:25 | 高清水自然公園 | ヒメサユリの群生地を訪ねたが、休園で林道も閉鎖されていたため諦める | 新型コロナウイルスの感染防止のため閉園 | |
15:30-50 | 道の駅『からむし織の里しょうわ」 | 道の駅にカラムシ(苧麻)が植えられていて、これを原料に織られているようだが、見る時間がなかった 遅い昼食(テークアウト)を食べて帰宅 |
カラムシ(イラクサ科)越後上布など上質の織物の原料になるという |