2022年10月1日(土)
磐梯山 1816.2m
1888年(明治21)に水蒸気爆発で一つの山が消えたといわれる磐梯山を訪ねた。
この時の爆発で周りの山の天然ブナ林が壊滅したが、134年後の今、二次林ととして再生されている。
今回八方台(標高1194m)から中ノ湯の沼付近(標高1350m)までの二次林を見ることができた。
年月日 | 2022.10.01 |
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天候 | 快晴 |
コース | 磐梯シルバーライン=八方台-中ノ湯-花畑分岐-弘法清水-磐梯山山頂 (往復) |
メンバー | 佐々木、青木 |
行動時間 | 所要時間(休憩含む):6:55 沿面距離:9.1km |
感想、他 | 快晴の土曜日に山はどこもかしこも満員で、駐車場は満車、登山路は渋滞、さらに頂上は立錐の余地なしの状態だった。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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6:30 | 新潟市 車で出発 | 磐越自動車道を利用し磐梯河東ICで降りる | ||
8:07 | 磐梯河東IC | 磐梯町経由で磐梯山ゴールデンラインを上がり八方台に到着 | ||
8:35-50 | 八方台駐車場 | 1145 実際は1194m | 2か所にある広い駐車場はすでに満車で苦労して駐車 緩やかな広い尾根はブナ林がつづき、これが100年以上かけて二次林として再生された森なんだとじっくり観察しながら行く、なかには幹回りが倍ほどのものもあり、場合によっては生き残って母樹になったのかもしれない |
新潟市から八方台まで126km |
9:20 | 中ノ湯 | 1290 | 中ノ湯は上ノ湯、下ノ湯とともに総称して磐梯の湯と呼ばれ、爆発前は12棟の湯治用の建物があったという、中ノ湯は唯一残ったが、現在は廃墟になって数棟の廃屋が残されていた 登山路には飲料水を曳き込んだパイプがところどころに残されていた |
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9:30 | 沼 | 1308 | 中ノ湯の上に沼があってこの付近までブナ林がみられた | |
11:00 | 展望台 | 1471 | 台になっている所でなく、尾根途中の見晴らしが効いたところから飯豊山と大日岳を確認したが、たくさんの山波の同定ができなかった | |
11:00-15 | 花畑分岐 | 1596 | 花畑への分岐点になっていて、大勢の登山客でにぎわっていた ナナカマドの赤い実が彩っていた |
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11:30-12:00 | 弘法清水 | 1626 | 弘法清水小屋が開いていた 奥に展望が効く広場があり、そこで昼食をとる ここの足下に爆裂した岩壁があり、ここからの山体崩壊でできた、桧原湖、小野川湖、秋元湖が見えた その先に西吾妻山から東吾妻山の山波が広がっていた |
西吾妻山は私の日本百名山100座目の山だったので懐かしかった |
12:30-50 | 磐梯山山頂 1816.2 | 1810 | ゆっくりペースでしか登れないため、追い越しして貰ったり、下りの人から道を譲ってもらいながらようやく山頂に到着した マイペースにつき合ってくれた同行の佐々木さんに感謝! 地元の中学生の学校登山者は100名ほど居たのだろうか、頂上を占領していて思うように頂上写真が撮れない状態だった |
新しい三等三角点の標石があった、1904年(明治37年)に設置されたが、亡失したため2010年(平成22年)に再設置 |
13:35 | 弘法清水 | 1630 | 午後の陽ざしで、磐梯山の紅葉が赤く染まってきた | |
14:25 | 展望台 | 1471 | ||
15:05 | 中ノ湯 | 1305 | ||
15:40 | 八方台 | 1195 |