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2020年11月17日(水)

新雪の守門 大岳を登る

 新潟の山仲間に誘われて守門大岳に登った。
守門岳(すもんだけ)は袴岳(はかまだけ)、青雲岳(あおくもだけ)、大岳(おおだけ)三山の総称で、1537mの最高点の袴岳には登った記憶があるが、この大岳は初めてだった。
同行してくれた佐々木氏は山スキーで訪れていて、大岳の大雪庇と今回登った尾根の大滑降が素晴らしい所だという。
今回は積雪はないと思っていたが、おもいがけない雪に難渋した。

登山記録

年月日 2020.11.17
天候 快晴
コース 保久礼(ほっきゅれい)登山口-保久礼小屋-キビタキ小屋-第二展望台-守門大岳 (ピストン)
メンバー 佐々木、青木
行動時間 6時間30分(休憩含む) 沿面距離6.8km
感想、他

 守門大岳は登山口からブナの純林が占めて、標高1200m付近から灌木に変わった、ここが森林限界と言っていいのだろうか?ずいぶん低い。スギ等の植栽林が一切見当たらないので原始のままの手つかずの森のようだ。
ブナも灌木もすべて落葉しているにもかかわらず、麓からも登山口からも雪が積もっているように見えなかった。しかし1000mを越えると積雪は増えていって最深60センチまでに達し、片足だけがすっぽり潜る、いわゆるツボアシになって苦労した。
上部のやぶの高さは2,3mほどあるが冬期には雪に覆われて山スキーの一大ゲレンデに変わるという。

時刻 位置(標高m) バロm 記事 備考
8:00  新潟市 新潟西ICから潟東見附ICまで高速を使い、国道8号、351号、290号経由で栃尾にはいる 忘れ物をして戻り1時間ロスして再スタート
9:40-50 保久礼登山口駐車場 790 栃尾からさらに40分ほど林道を走り到着、先着2台あり
保久礼小屋 760 駐車場から降った所に水場と保久礼小屋があり、ここから階段登りが始まった
すぐに新雪があらわれ階段を覆う
10:55-11:05 キビタキ小屋 1014 細めのブナの中にひときわ背の高いブナの枝にヤドリギ着生していた
折れ枝に赤い実がついていた、アカミヤドリギかもしれない
11:35-40 第一展望台 1131 一直線に同じ勾配のブナ林の中をただひたすらに登リ続け、飽きが来るころに展望台に到着、海寄りの里を見下ろす展望台だが霧に覆われていて何も見えない
いつも見えるという弥彦山と角田山はみえず、ただ遠く佐渡島が見えているだけ
この日は朝から長岡や栃尾の里は濃霧に覆われていたが昼になっても消えなかったようだ
12:00 第二展望台 1198 登山路の積雪が深くなり、しかも雪が腐ってきて足がはまってしまう
ここからは米山、刈羽黒姫山それに越後三山と妙高山が見えていた
この付近からブナから灌木に変わった
12:10-30 昼食 今まで姿を見せなかった大岳が12:50になってようやく姿を現した
さらに雪が深くなってきたのでロングスパッツを着けて登るがツボアシ登りは捗らない
13:45-14:10 守門大岳 1432 1432 頂上には二つの祠と三等三角点、巣守神社石碑が据えられていた
巣森神社の刻字が一瞬『巣ごもり神社』に見えて、コロナウイルスの守り神になりそうだと思ったのだが?
縦走路は守門袴岳へと連なり、標高のわりに重厚な姿を見せていた
ここを囲む山なみは会津国境に連なるが、鉄塔、送電線、林道など一切の人工物が見当たらず懐深さに驚ろかされた、聞こえている音も沢筋の水音だけだ。
14:50 越後三山方面を展望 1242 頂上で尾瀬の燧ヶ岳を確認でき、ここからは燧ヶ岳の右側(西側)に展開する平ヶ岳、越後駒ヶ岳、八海山、妙高山、米山などを展望した
15:20 キビタキ小屋への分岐点 1052
16:15 保久礼登山口駐車場 790 夕日が森の中に沈み、山の斜面が夕照に映えていた
帰りは刈谷田ダム経由、栃尾の町を経由したが、遅かったため栃尾の名物「厚揚げ」は買えなかった

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