2017年9月11日
小金沢山
大菩薩嶺と峰続きの小金沢山を訪れた。上日川峠を起点に石丸峠から頂上を往復し、大菩薩峠経由で周回した。
石丸峠・狼平の笹原が広がる景観は霧ヶ峰に似ていて印象的だった。それとは対照的に小金沢山は岩と木の根が張りめぐされた山稜で、歩きにくかったが、古い山道の雰囲気が漂っていた。
年月日 | 2017.9.11 |
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天候 | 曇り |
コース | 上日川峠-石丸峠-狼平-小金沢山-石丸峠-大菩薩峠-上日川峠 |
メンバー | 薮田、残間、五十嵐、亀村、青木 |
行動時間 | |
感想、他 | 随分前に訪れたときは大菩薩嶺から峠経由で雲取山に向かったため、大菩薩峠と福ちゃん荘しか記憶がないが、介山荘が増築されたようだ。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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6:00 | 北杜市大泉 | 勝沼ICから国道20号、県道に入って嵯峨塩温泉経由で上日川峠(かみにっかわとうげ)に到着 | ||
7:15-30 | 上日川峠 | 1595 | 峠に市営駐車場、公衆トイレそれにロッジ長兵衛が並んでいる 石丸峠へはトイレとロッジとの間にある道を左に折れ、やや降り気味のところから出発する |
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8:15 | 林道(バス停 小屋平) | 1577 | 沢を渡渉後登り切ったところに、先ほど車で通った林道が現れ、小屋平というバス停がある 登山道は林道を横切ってまっすぐにある |
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8:45 | 二本目の林道 | 1719 | 二本目の林道ではまっすぐに山道はなく、右手に100mほど行った所から取付く、尾根に上がるとシラカバとダケカンバが混生するミズナラの森になった レベル道になってからは手入れされたカラマツ林に変わった |
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9:50-55 | 石丸峠 | 1910 | カラマツ林を抜けると笹原に変わり、そこが石丸峠だった 笹原に埋まるようにウメバチソウやタカネコウリンカが顔をのぞかせていた 小金沢山も大分近づいてた |
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10:25-30 | 狼平 | 1879 | 石丸峠から小ピークを越した所が狼平でここもきれいな笹原がひろがる草原だった 頂上を目指す尾根のぼりになったら一変して岩稜に替わり、木の根が這う道は登りにくかったが、古い山道の雰囲気を感じた |
喬木林にはトウヒが目立って多かった |
11:25-12:00 | 小金沢山頂上 2014.3m | 2015 | 標高2000mを越えて、目指す先にピークは見えないのだが、なかなか頂上にたどり着かない 結局平頂の一番奥にきて、ようやく三等三角点と山梨百名山の標識を目にすることができた 頂上には秀麗富嶽十二景の表示があったのだが、刈払われた南側に見えるはずの富士山は雲のため目にすることができなかった |
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13:00 | 狼平 | 1880 | 頂上でゆっくり昼食を食べたあと同じ道を引き返す、途中でパラパラときたので、雨具を着たがすぐ晴れた | |
13:30-40 | 牛ノ寝通り分岐 | 1940 | 東に2本の尾根が派生している分岐点で大月市と小菅村とへ続く、ここから石丸峠まで目と鼻の先だ | 牛ノ寝通りと長峰の2本の尾根がある |
13:45 | 石丸峠 | 1917 | 帰りのルートは大菩薩峠経由としているため、真正面に見える熊沢山に向かう、この斜面もバリカンで刈上げたような笹原が頂上まで続いている | |
14:05 | 熊沢山 | 2030 | 熊沢山の左斜面を捲いた後、尾根沿いに大菩薩峠に向かって下降する、ここも岩と木の根のある道で歩きにくい | |
14:30-35 | 大菩薩峠 | 1901 | 久方ぶりに目にする峠のたたずまいは変わってなかったが、介山荘は増築されたようだ 峠からの道は軽トラックが上がってきているためやや幅も広がって緩やかな坂道になった |
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15:15 | 勝縁荘 | 1769 | 顕彰碑があり、ここからさらに道幅が広くなった | |
15:30 | 福ちゃん荘 | 1706 | ひと気がなく静まり返っていた | |
15:45-16:05 | 上日川峠 | 1599 | 駐車場に到着 |
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市営の駐車場の横にトイレがある
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トイレの裏側の道を下降するところからスタート
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小沢を渡渉したあと登りになって林道に出る
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最初の林道を出た所に停留所があり、小屋平(石丸峠入口)と記されていた
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1本目の林道から150m高度を稼いだところに2本目の林道が現れ、右手に行った所から山道に取付く
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標高1900mまで登ったあとは手入れが行き届いたカラマツ林のレベル道を進む
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カラマツ林を抜けると笹原が一面にひろがり、小金沢山が近づいた
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石丸峠は塩山側と大月側とを結んでいた峠らしいが、祠や地蔵の遺跡はなかった
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石丸峠はみごとな笹原で覆われていた
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前に使っていた地形図に載っていなかった大菩薩湖を望む
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笹平は狼平まで広がり、ノウサギとニホンジカの食痕も見られ豊かな餌場のようだ
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笹平が終わった後は岩と木の根が混じる登山道に変わった、見ごたえのある古道の雰囲気がある
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喬木林が消えたところが小金沢山の山頂だった
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小金沢山の標識に「秀麗富嶽十二景 二番山頂」と記されていたが雲で見られず
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小金沢山から石丸峠に戻り、大菩薩峠を目指す、熊沢山への斜面も笹原になっている
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熊沢山の標識
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大菩薩峠へ降る道も岩と木の根が混じる道
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久方ぶりの大菩薩峠、このたたずまいは変わっていないようだ
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大菩薩峠からの道は広くなって軽トラックが上り下りできる
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福ちゃん荘は静まり返っていた