2018年12月19日(水)
甲斐駒ヶ岳展望の山 中山を訪ねる
標高887mの中山は甲州街道の台ケ原宿から南に1.5Kmの位置にあって、そこに中世の砦が築かれ、甲斐国の北の要とされてきたことを最近知った。
砦もさることながら、その西に20mほどの高さの鉄製の櫓が甲斐駒ヶ岳と正面に対峙していて、そこからの間近な展望に感激した。
年月日 | 2018.12.19 |
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天候 | 快晴 |
コース | 国道20号牧原交差点=舞鶴橋=万休院南=曲足林道登山口-中山-展望台-中山-中山林道-曲足林道登山口 |
メンバー | 薮田、俵、残間、青木 |
行動時間 | |
感想、他 | 中世には街道側に目をやる砦として、今は山側に目をやる展望台としての山の役割の変化を見た。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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万休院南下の道 | 国道20号の牧原交差点から西に進み、武川町山高から大武川の橋を渡ると万休院への坂道が現れるが、登らずに左の道を行く | |||
9:05-10 | 曲足林道登山口 | 640 | 霊園を過ぎると左手に中山林道が現れるが、曲足林道を真っ直ぐ進むと中山登山口があった 左折して沢沿いの道を行くが土砂崩れと倒木が道を塞いでいて道が消えた |
左折してさらに左折して尾根に取付くのが正しかった 軌跡図に青の破線で示した |
9:30 | 尾根上の道 | 717 | 道が消えたが左上に稜線が見えていたので、小尾根をヤブ漕ぎして稜線上の道に出る | |
9:35 | 水準点739 | 752 | 緩やかな尾根道を行くと739m水準点は直ぐだった | |
9:55 | 緩やかな尾根 | 813 | コナラの林の中にアオハダの常緑樹が混じる | |
10:10 | 中山下 | 895 | 中山をショートカットして展望台に向かう | |
10:15-30 | 展望台 | 902 | 鉄骨造りの展望台があって、高さ20mほどの所からの展望を楽しんだ とりわけ最も間近の黒戸尾根と甲斐駒ヶ岳は迫力があってみごと、その右手には日向山、鞍掛山、大岩山、烏帽子岳、鋸岳が、左手にはアサヨ峰から鳳凰三山に続く早川尾根が展開した。 |
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10:35 | 中山 887.3m | 896.5 | 中山には二等三角点があって、ここに狼煙台(のろしだい)と中世の山城があったという説明書きがあった | 山頂が城の本郭(ほんくるわ)で周りが高くなっているのは土塁が積まれたためという |
10:55 | 中山林道終点 | 811 | 頂上から南の尾根に入り下降する、途中標識があって尾根から外れて左折すると直ぐに中山林道に出た まっすぐの尾根道の行き先の表示はなかった |
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11:30 | 中山林道分岐 | 630 | 幅広い立派な林道を2Kmほど降って中山林道分岐(始点)に到着、ここに冬場通行止めの表示があった | |
11:40 | 曲足林道登山口 | 641 | 駐車してある登山口に到着 |
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林道の入口に動物よけの扉があった
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甲斐駒ヶ岳が現れた
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霊園があり、付近にサルが遊んでいた
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曲足林道の途中に中山林道が左に現れたが直進する
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登山口の標識
左折して沢沿いに進んだが、正しくは左折後さらに左折して尾根に取付く -
沢筋は倒木と土砂崩れで道が消えたため、左の小尾根を登る
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踏み跡はないが藪を漕いで登る
赤い実をつけたソヨゴを見かける -
稜線に出たら道があって、標識もあった
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尾根の突き上げ点が中山だが右を捲いたところにあった標識、ここから展望台に向かう
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立派な鉄骨造りの展望台
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展望台からの一番の眺望は甲斐駒ヶ岳を中心に広がる、鳳凰三山、早川尾根、鋸岳だった
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甲斐駒ヶ岳の左に連なる早川尾根も間近に広がりアサヨ峰から鳳凰三山まで手に取るようだ
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北方の八ヶ岳には連峰の南端にある権現岳に雪が来ていた
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北東側には金峰山、茅ヶ岳が見える
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南方には甘利山の左手に富士山も見える
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中山頂上にある二等三角点
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中山砦の説明書き
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砦の本郭(ほんくるわ)があったとされる中山頂上
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中山からの尾根を下降すると、途中に標識があって中山林道へは尾根から外れて山腹を行く
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中山林道分岐(始点)に到着、冬期間通行止の表示があった、ここから曲足林道登山口に車を取りに行く