2020年4月15日(水)
岩殿山
標高634mの岩殿山を独立峰と思いこみ、標高差から考えて往復2時間もあればと高を括って、他の山帰りにでも立寄ろうかと考えていた。
しかし、念のため調べてみたら岩場の鎖場や稚児落しなどへの峰続きがあることを知り、今回じっくり登ってみることとした。
昨年の崩落の影響でメインルートは登れなかったため、畑倉登山口から登り、浅利登山口へ降りた。
年月日 | 2020.4.15 |
---|---|
天候 | 快晴 |
コース | 岩殿山駐車場-畑倉登山口-岩殿山-天神山-稚児落し-浅利登山口 2.5万図:大月 |
メンバー | |
行動時間 | 5時間45分(休憩含む) 沿面距離:9.9km |
感想、他 | 岩山ゆえに手摺付きの降り道や鎖場、ヘツリ道さらに稚児の落しの大岩壁など変化のある山道は手ごたえがあった。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
---|---|---|---|---|
6:50-55 | 岩殿山駐車場 | 363 | 駐車場近くの強瀬ルートとその先の七社権現ルートは通行止めになっているため、その先の畑倉登山口まで歩く | 無料で10台ほど駐車できる |
7:25 | 畑倉登山口 | 380 | 国道139号線沿いに畑倉登山口の標識があって、その左に登山口があった そこに馬頭観世音碑と鬼の岩屋の看板があり、登山者カウンターを押してから登り始めた |
|
鬼の岩屋 | 登ってすぐに鬼の岩屋の標識があって、左に行くと滝がかかる洞窟があった | 片葉だけのカタクリがたくさん見られた | ||
秋葉大権現祠 | 小さな祠の横に八重桜が花を付けていて、そこから先ほどの滝の上部が望まれた | |||
芽吹き始めた道を行く | 芽吹きの優しい緑の尾根道に、アセビの展開したばかりの新葉が茜色に輝き色を添えていた ミヤマシキミ、ヤマコウバシは花を付けていた |
|||
8:15-25 | 岩殿山頂上 634 | 641 | ここが標高634mの最高点だが、岩殿山山頂の標識がなく本丸跡と烽火台の標識だけで、横に電波塔があった | スカイツリーと同じ高さだ |
馬場跡 | 緩やかな広場が馬場跡になっていて、風情のある桜の古木が残されていた ここから富士山が望まれた |
|||
8:45-9:00 | 展望所 | 618 | 東屋がある所に山梨百名山の木柱、秀麗富嶽十二景の看板ならびに乃木大将の詩碑があった 足下に大月の街並みが俯瞰でき駐車場も見えている 富士山を囲むように道志の山々と中央本線沿いの山々が見渡せて、山座同定をして楽しむ |
|
揚城戸跡 | 岩を利用した城門で近くに番所があった ここから岩場の急な降りで手摺がついているが緊張する |
ジュウニヒトエの花を見つけに | ||
9:35 | 鎖場の上 | 540 | 鞍部まで降り、そこからの登り返しに鎖場が現れた、一段終った上にもう一段あって、垂直の岩に鎖と梯子がダブルについていた | |
9:40 | ヘツリ | 岩場をヘツル道は通行止めになっていたので、森側に迂回するためロープを使って下降する | ||
10:10-20 | 天神山 | 604 | 次のピークに到着、天神山の下に祠と送電塔がある | |
10:50-11:20 | 稚児の落し | 603 | 逆U字状に連なる大岩壁で基部まで見下ろせない、その一番高い所で昼食 真下に見える中央高速道は大型輸送車が途切れなく走っていて、東京-山梨-長野を結ぶ大動脈だと認識させられた |
|
11:50 | 浅利登山口 | 368 | パイプの階段が現われそこが浅利登山口だった、そこから左に行き、車道に出て大月駅裏を通って岩殿山駐車場に戻る | |
12:40-50 | 岩殿山駐車場 | 355 |