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2015年7月29日~30日

早川尾根 アサヨ峰-赤薙沢ノ頭

アサヨ峰のある早川尾根は私たちの住む北杜市から甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山を結ぶ山として毎日のように見ている山だが
今回やっと登ることになった。
昨日仙丈岳に登ったときはガスが掛かり栗沢山とアサヨ峰の頂上部を垣間見ただけだった。
昨年の大雨で赤薙沢ノ頭が崩壊し通行止めになったが、大平山荘の情報で今年は通行可能になったとの情報を得ての登りになった。

登山記録

年月日 2015.7.29-30
天候 曇り 快晴
コース 北沢峠-栗沢山-アサヨ峰-赤薙沢ノ頭-白鳳峠-広河原
メンバー 青木L、薮田、残間、高崎
行動時間
感想、他

栗沢山の2470mで森林限界を越え、アサヨ峰からミヨシノ頭まで眺望がひらけるはずだったが、
29日はガスが切れず3000mの山々の展望は得られなかった。
栗沢山からアサヨ峰の稜線は岩稜帯で岩の感触を楽しめたが時間を費やしてしまい、予備日を使って早川尾根小屋に泊まることにした。小屋は管理人不在であったが水場はしっかり確保されていた。
30日は晴れ渡ったため赤薙沢ノ頭から早川尾根の全貌と南アの3000mの山々を目の当たりにし感激した。

時刻 位置(標高m) バロm 記事 備考
7/29 4:40 大平山荘出発 2408 10数年ぶりに大平山荘に泊まったがたたずまいは変わらず、当時お世話になったお婆さんは引退され、代替わりしていた
5:00 長衛小屋への分岐 1985 長衛小屋のキャンプサイトは賑わっていた
仙水峠への道と分かれて右手の栗沢山をめざす
5:55-6:00 休憩 2236 コメツガとシラビソの林の中を行く
6:45 ハイマツ帯に入る 2474
7:35-8:00 栗沢山 2714m 2710 栗沢山は大きな岩で覆われた頂上で、そのあとも岩稜が続いた
頂上は濃い霧に覆われ、写真がモノクロ風になってしまった
大平山荘で作ってもらった朝食弁当を食べる
9:25-35 アサヨ峰 2799.1m 2802 登りついた岩稜上三つめのピークが頂上だった、ここで単独行者二人に出会う
アサヨ峰の縦走路は樹林帯をはるかに超えているため遮るものがない、しかし仙丈ケ岳や北岳は雲の中、北杜市側も雲海に覆われていて、見えるのは尾根筋だけだ
三等三角点と山梨百名山の標識がある
⒑:25-35 ミヨシノ頭 2713 アサヨ峰から2つ目ピーク
早川尾根がここで途切れるかのように大きなギャップになっていて、急下降する
11:05 コル 2553m 2568 150mほどの下降だった
11:20-40 コルの次のピーク 2613 昼食
甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳はなかなか顔を出してくれない
12:20 早川尾根ノ頭 2463.4 2471 樹林帯の中にあるピークで三角点がなければ気がつかない 三等三角点
12:25 早川尾根小屋 2434 本日は広河原峠から広河原まで下降する予定だったが、最終バスぎりぎりになりそうなので、予備日を使ってここに宿泊することにした
10組ほどの登山者が集まったが、管理人不在もあって、テント泊を小屋に切り替えてみんな一緒に泊まった
水場は支障なく使えた
今夏管理人が怪我のため不在の情報は大平山荘で得ていた
7/30 4:35 早川尾根小屋出発 2408 昨日と変わって朝から青空が見えていた
5:15-20 広河原峠 2344m 2353 時間的余裕ができたため、赤薙沢ノ頭まで足を延ばすことにした
6:00 赤薙沢ノ頭崩壊地 赤薙沢源頭部の頂稜が崩壊し、大きな爪跡を残していた
頂稜部の道は消え去り、南の林の中に新しい踏み跡があった
昨年通行止めになったため登山を中止した
6:35-7:00 赤薙沢ノ頭 2553m 2555 朝食をとる
また森林限界を越えたため視界が効いて、全般に晴れ渡った、歩いてきた早川尾根の各ピークが指呼されかつ甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳など南アの大きな山々に囲まれている喜びはなんともいえない
7:15 白鳳峠 2450 広いゴーロをゆっくり降りる、両翼を広げた大きな北岳の懐に向かって行くのは快感だ!
8:10 ゴーロ終了 2235 ここから森林帯に入る
⒏:40 梯子の連続 2060 新しい梯子が6か所連続した
タマガワホトトギス、カニコウモリ、センジュガンピ、ソバナなど山地帯のお花に変わった
9:10 急こう配のジグザグ道(軌跡図の旗マーク) 1950 かなり急坂になったので慎重に降る
⒑:20 南アルプス林道 1597 落石防止ネットが張られた所に無事下山
⒑:40-11:00  広河原 1533 乗合タクシーで芦安まで

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