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2019年12月15日(日)

牧丘町から小楢山

 雁坂みち(国道140号線)にある牧丘町から小楢山に登った。牧丘町の標高500mから900m付近までブドウ畑が広がっていて、そこを越えたオーチャード・ヴィレッジ・フフ(宿泊・レストラン施設)から登りだした。
林道を1時間歩き、父恋し道を登って小楢山に到着。 頂上で地元の方に出会い、一緒に展望を楽しんでから、母恋し道を降った。

登山記録

年月日 2019.12.15
天候 快晴
コース 牧丘町-オーチャード・ヴィレッジ・フフ-林道-父恋し道-大沢山-小楢山-母恋し道-林道  
地形図:川浦、塩山
メンバー
行動時間 6時間50分(頂上休憩1:10含む) 沿面距離 12km
感想、他

 登山ルート名の「父恋し道」「母恋し道」は戦国時代までさかのぼる道で、信州川上村とつながっていた峠道だったとされる。当時から小楢峠-焼山峠-大弛峠の道があったのかもしれない。
たしかに父恋し道には多くの石仏が安置され、中には寛政四年銘のものもあったので、ただの伝説とは思えぬ面を感じた。

時刻 位置(標高m) バロm 記事 備考
7:20 牧丘町 甲府から雁坂みち(国道140号)を行き、牧丘トンネル手前から左折、すぐに右折してオーチャード・ヴィレッジ・フフに向う 車のGPSにオーチャード・ヴィレッジ・フフが出てこなかったので、たどる道に苦労する
7:45-50 オーチャード・ヴィレッジ・フフ 855 オーチャード・ヴィレッジ・フフの先に駐車し、フェンスを開けて林道を進む 駐車 7~8台可能
8:30 布袋石 布袋石の横に地蔵がある
その先にも座頭塚と開山碑が現れた
開山碑は昭和8年恵林寺の住職が古那羅山と改名した時の石碑らしい
8:40 造林小屋 立派な造林小屋だがしばらく使われた様子がなく廃屋になっていた
林道開通とともに不要になったのかもしれない
8:50-9:00 父恋し道登山口 1216 林道を歩くこと1時間で父恋し道登山口に到着した、距離2.7km、標高差360mはそこそこの坂登りだった
9:10 林道を横切る 1272
9:15 達磨岩 奥の岩が達磨岩らしい、下にあった観音石像に寛政四の文字が残っていたので、すくなくとも江戸時代には人が行き来していて、道中の安全を願ったものと思われる 寛政4年は11代徳川家斉の時代で1792年
9:35-40 白雲の滝 1412 高さ15mほどの細流の滝で、落口より上と、滝壺の下は伏流していて流れは見えない
そこを乗り越す岩壁に2体の石像が安置されていた、なぜか1体は横を向いていた
9:50-10:00 休憩 1484 幅広の沢筋のなかの山道だが、沢は伏流していて水音が聞こえてこない
あたりにある転石は苔むしていて、落葉一色を緑で彩っている
10:15 屏風岩 1569 沢道が少しづつ左手の尾根側に曲がりだした、蛙石を通過して屏風岩に到着
そこからさらに左折して尾根上に出た
沢筋の突き上げは岩崖が立ちはだかっているため、そこを避けて迂回していた
10:40-50 大沢山 1674.7 1684 奇岩が続き、羅漢岩を越して大沢山に到着
南西から妙見山からの縦走路が合わさる
ここから北へ進むと幕岩が現われた、これが迂回を強いられた岩崖でその岩稜の左根元を捲いて行く
四等三角点
11:15 小楢峠 1640 小楢峠の表示はなかったが焼山峠と母恋し道への分岐表示があった、ここから山頂に向かう ここから焼山峠・大弛峠経由で信州川上村と通じていたのだろうか
11:30-12:40 小楢山頂上 1712.6 1714.6 頂上には東屋があって、その前の広場側に富士山を中心に展望が広がり、左端から大菩薩連嶺・御正体山・御坂山系・毛無山系・南アの聖岳・悪沢岳・白根三山・鳳凰三山と続き見事だ!
この麓の牧丘町でブドウを栽培されている方と話しながら展望を楽しんだ
二等三角点
頂上から俯瞰する集落の谷あいは煙って見えたが、これはブドウを剪定した枝を燃しているためだと聞いた
13:30 母恋し道終点 1235 小楢峠から母恋し道を下降する、ここも沢筋を行くが山腹を縫うように付けられたつづら折りの道を降る
父恋し道と違って、遺蹟が少なく石像一体だけを見かけた
14:30-14:40 林道駐車地 845

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