2022年7月30日(土)
国師ヶ岳・北奥千丈岳
猛暑続きの中、標高2365mの大弛峠の気温は14℃で肌寒かった。
峠は避暑登山ができることを知っている登山者で賑わい、朝7時時点で満車で信州側・甲州側の林道、どちらも路肩駐車で一杯だった。
私たちは大弛小屋経由で国師ヶ岳に向かう。 木製の階段が大岩の間を縫うように張り巡らされていて、安全に登山できた。
駐車数から多数の登山者と出会うと思ったが少なく、多くは金峰山を目指したようだ。
年月日 | 2022.07.30 |
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天候 | 快晴 |
コース | クリスタルライン=林道川上牧丘線=大弛峠ー前国師-国師ヶ岳-北奥千岳-夢の庭園-大弛峠 地形図:金峰山 |
メンバー | 薮田、残間、青木 |
行動時間 | 沿面距離:3.8km 所要時間(休憩含む):4:30 |
感想、他 | 2回目の登山だったので、古い山日記と撮影記録を探してみたら、2003年10月31日に訪れていた。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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5:00 出発 | 北杜市大泉町 | 国道20号から雁坂みち、クリスタルライン、林道川上牧丘線を辿る | ||
7:10-25 | 大弛峠 2365 | 2220 実標高より145m低い | 大弛峠の駐車場はすでに満杯で、峠を挟んで路肩駐車が多く、土曜日とは言え、この付近の登山人気に驚く 峠の左手西側が金峰山への縦走路、右手東側から国師ヶ岳へ向かう、すぐに大弛峠小屋があらわれた |
etrex GPSのスタート時の標高が低く不調 |
みごとな木製階段道を行く | 小屋のすぐ先から木製の階段道路が始まった。 大岩を縫ったり、跨いだりしている木製階段は続き、そのみごとな造作に驚くとともに、同じペースで登れることに感謝する |
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7:45 | 夢の庭園への分岐 | 夢の庭園をバイパスし直進する この後急な階段を登り切った所で、後方に金峰山が見えてきた |
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8:30-40 | 前国師 | 2544 | 大きな岩の横に「前国師」の立派な看板があった | |
9:00-10 | 国師ヶ岳山頂 2586.7 | 2587 | 山頂には一等三角点の石柱と山梨百名山の標柱があった 山頂のまわりのシラビソ林はそろって幹回りが細く、しかも隙間なく密生していた 岩上に根を張ったための栄養不足のせいであろうか、それとも一斉に萌芽更新されたためだろうか? |
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9:40-50 | 北奥千丈岳 2602.6 | 2603 | 奥秩父の最高峰に到着、大岩の周りにハイマツと背の低いオオシラビソなどが見られた | |
10:50-11:00 | 夢の庭園ベンチ | 2478 | ここにも大岩があり、その下に涅槃仏のかたちの石を見つけて喜ぶ 下に大弛峠の駐車場が見えていた |
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11:35 | 大弛峠 | 2365 | 相変わらず駐車台数は多く100台はくだらない、国師ヶ岳の登山者は少なかったので、金峰山に回った人が多かったようだ | 駐車場として線引きされている範囲は30台ほど |
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大弛峠の鳥観図
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駐車場として線引きされていた範囲は30台だが、峠を挟んで車道の路肩にはみ出た車が多い
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峠の右手東の国師ヶ岳側へ行くとすぐに大弛小屋があり、その横に登山標識があった
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登り始めの原生林の中の道
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すぐに木製の階段登りに変った
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このような急こう配にある階段は登りやすく、安全で助かる
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途中夢の庭園への分岐点があったが、帰りに寄ることにして直進する
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階段登りが続くなかで、後方に金峰山が望めるようになった
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青空のもとの金峰山と五丈岩、しばらくすると雲に隠されてしまった
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展望が効く大岩が現れ、前国師の大看板があった
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国師ヶ岳山頂に到着、右に一等三角点がある
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国師ヶ岳山頂から秩父山系最高峰の北奥千丈岳を望む
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国師ヶ岳を囲むシラビソ林はそろって細く、密に立ち並んでいた
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北奥千丈岳でポーズ
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秩父最高峰北奥千丈岳、国師ヶ岳より16m、金峰山より4m弱高い
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国師ヶ岳と北奥千丈岳との分岐点
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北奥千丈岳の周りにハイマツが多く見られた、白化した枯木は100年以上の樹齢を越えたように思えた
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ハクサンシャクナゲの木を多く見かけたが、花は終っていた
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夢の庭園で涅槃仏を見つけた
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夢の庭園の階段