2014年10月11日
大境山(山形県小国町)
3連休に飯豊連峰の大日岳を計画したが、台風19号の影響が懸念されたため、日帰りで大境山(1101.6m)へ行くことになった。
この山が飯豊連峰の頼母木山から西俣峰、枯松山と峰続きであることを初めて知った。
飯豊温泉や温身平などの飯豊登山口の途中にある中田山埼の集落から登った標高1101.6mの二等三角点の山だった。
年月日 | 2014.10.11 |
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天候 | 晴れ |
コース | |
メンバー | 佐々木、塩田、青木 |
行動時間 | |
感想、他 | 登り始めて直ぐブナ林が現れ、その大木に刻まれた昭和年号を見つけた。飯豊の登拝路から外れた切り刻みはマタギのものが多いという。この先には日本で最後のマタギ衆の里「泉岡」があることを思い出し、ここも熊狩り場のひとつであったかもとしれないと思いながら登った。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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7:50 | 小国町中田山崎(バス停) | 210 | 新潟市から車で国道113号線経由で1時間20分 自販機がある店前にバス停標識があり、横にある用水路の右土手を堰堤まで行って左折した |
米坂線小国駅からバスが出ている |
8:25-35 | ブナ・ホウの林 | 410 | 道は広くブナとホウの林が続く、大きな幹にいくつかの名前と昭和が刻まれていた 古くからのマタギ道か、それともキノコ道であろうか |
灌木はクロモジ、コシアブラ、朽木にナメコがあった |
8:55-9:05 | 展望できる場所 | 570 | いつの間にか、喬木から灌木に変わり、飯豊の稜線が見えてきた | リンドウ、ツルアリドウシ(赤い実)、アカミノイヌツゲなどの植物 |
10:10 | 小沢がある鞍部 | 815 | 展望できる場所から30分で尾根を突き上げる、左折し鞍部へ降ると小沢が流れていた ここからまた登り返す |
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10:50-55 | 池塘の手前 | 1030 | 尾根が緩やかになってきたが、左手は崖になって切れ落ちている 飯豊のかおりがする池塘が現れた |
池塘のGPS標高は1075m |
11:10-50 | 大境山頂上 1101.6m | 1105 | 山頂は飯豊連峰北部のの展望がよく、朳差岳(えぶりさしだけ)がことのほか大きい、ここからの峰続きの頼母木山(たもぎやま)と地神山(ちがみやま)、扇ノ地紙(おうぎのじがみ)が望まれた | 二等三角点 |
12:00-05 | 池塘 | 1075 | 紅葉に囲まれた池を撮影していたら、カトリヤンマらしいのが産卵していた | |
12:40 | 小沢がある鞍部 | 818 | この付近にはホウなどの喬木が部分的に現れる | |
12:50 | 登り返し終了 | 870 | ||
13:00-10 | 休憩 | 800 | ||
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喬木帯にある道はホウがすっかり落葉し、踏みしめる音が乾いて、大きく聞こえる。 ブナの落葉はまだだが、実がたくさん落ちていたので動物たちの冬越しはうまくいきそうだ。 |
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14:10 | 登山口 | 国道113号線には高瀬、鷹ノ巣、雲母、湯沢の4つの温泉があり立ち寄れるが、土日祝日だったので越後関川の桂の関温泉で汗を流した |
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中田山崎のバス停があるお店
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登山標識があり、用水路の右手土手を行く
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用水路の突き当りにある堰堤で左に行くと山への登り口
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しっかりした道にブナとホウの林が続く
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灌木林に変わると山間の田と集落が見えた
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鞍部付近から頂上への登り返しの尾根が現れた
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最低鞍部に小沢が流れていた
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紅葉に彩られた斜面、左の峰が飯豊稜線の頼母木山まで続く
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頂上手前に池塘があり、紅葉を水面に写しヤンマが飛んでいた
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緩い尾根の先に頂上が見えた
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二等三角点前で撮影
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飯豊の稜線を望む
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池塘と頂上
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右奥が朳差岳
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尾根の紅葉
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赤い実を付けたアカミノツゲ