2017年4月16日
弥彦山花見ハイキング
カタクリ、オオミスミソウ等を訪ねて、新潟の山仲間とともに弥彦山に出かけた。
今回訪ねたのは八枚沢コースで標高を上げるにつれて、オオミスミソウもまだ残っていて、カタクリも今を盛りに道を狭めるほどに広がっていた。
その他日本海要素の植物として紹介されているトキワイカリソウ、コシノカンアオイ、ナガハシスミレ、ミチノクエンゴサク、ナニワズ、オクチョウジザクラ、マルバマンサク、ケキブシなども花盛りだった。
山麓にある弥彦神社の周りに咲くソメイヨシノも満開で、山も里も花が見ごろの絶好のタイミングだった。
年月日 | 2016.4.16 |
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天候 | 晴れ |
コース | 八枚沢-妻戸山-弥彦山-能登見平-八枚沢 |
メンバー | L平松、明間(2)、坂井(2)、親松、桜井、村山、吉澤、青木 |
行動時間 | |
感想、他 | 弥彦山に高頭仁兵衛のレリーフがあったのを思い出したが、今回そこまで行けなかったので、後日スカイライン経由で訪れた。半世紀ぶりだったが、弥彦山頂と多宝山との中間の大平園地にレリーフはしっかり残されていた。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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7:00 | 新潟市発 | |||
8:10 | 弥彦神社駐車場 | 42 | 神社前の広い駐車場に集合後、2台に乗り合わせて登山口に向かう | |
8:10-25 | 八枚沢 | 143 | 八枚沢駐車場は狭くすでに埋まっていた 滝の横から登りだす、かなり急な登りが220.4mピーク(四等三角点)まで続く |
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9:40 | 日本海を展望 | 517 | 急こう配の妻戸尾根もここで緩やかになって,足下に日本海の海岸線が現れ、信濃川を分水した大河津分水もよく見えた 緩やかになった道の両側にはカタクリが群生し、ちょうど見ごろを迎えていた |
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10:00 | 妻戸山 585.6 | 584 | 三等三角点 | |
10:15-30 | 弥彦山頂上 634 | 639 | 頂上には鳥居のある御神廟が祀られているが、その周りに電波塔が林立していて頂上写真にそれらが写りこんでしまう 神廟の階段横に万葉歌碑があり、漢字のみとひらがなと別に刻まれていたが合わせて表記すると『伊夜彦 おのれ神さび 青雲の たな引く日すら 小雨そぼふる』となるようだ |
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10:45 | 妻戸山との分岐点 | 580 | 頂上付近は日曜日のため大勢の人で賑わっているため、能登見平まで降りて休むことにする 妻戸山からの下降尾根は日本海に面していて風当たりが強い |
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11:05-50 | 能登見平 | 426 | 弥彦山スカイラインが通っている広場で昼食 ここは西生寺への道と雨乞山への分岐点になっていて、昼食後私たちは雨乞尾根に向かう |
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12:20 | 雨乞山分岐 | 283 | 雨乞山への尾根から左折して小さな尾根を下降、ここも急坂だ | |
12:45-55 | 八枚沢 | 146 | 妻戸尾根と雨乞尾根を周回して登山口と同じ場所に合流 | |
13:20 | 弥彦神社駐車場 | 43 | 弥彦神社にお参りして、ソメイヨシノの満開を愛でてから帰宅 |
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八枚沢の駐車場は狭く、かろうじて2台をおさめた
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登山口は滝つぼまで降りて階段を登りだす
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かなりの急坂が四等三角点があるピークまで続く
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三輪の花がついたニリンソウ
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青紫色のキクザキイチゲ
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白色のキクザキイチゲ、花弁数が多い
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春一番の花で地元で雪割草と呼ばれるオオミスミソウが残っていた
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標高500m以上の高い所ではオオミスミソウも咲き誇る
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道までせり出して咲くカタクリ
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鮮やかな色のカタクリ
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ナニワズはジンチョウゲ科の樹木
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どちらも日本海要素の植物でヒメアオキの実が残っていた
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オクチョウジザクラは萼筒が長いのが特徴
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距(きょ)が斜上しているのが特徴でテングスミレとも呼ばれる
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日本海側の残雪期の山で最初に見かける樹木の花
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弥彦山の頂上にある神社の奥宮と由緒書
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今年も元気に登れました
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山麓のソメイヨシノも正に満開
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日本山岳会創立にかかわった高頭仁兵衛像 横に武田久吉撰の銘板がある
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大平園地は弥彦山と多宝山の中間にあり公園になっている