2014年8月4日~5日
南アルプス 高嶺-観音岳
八ヶ岳自然クラブのハイキンググループは登山技術の向上を図るため毎年研修登山をしていて、今回は南アルプス・早川尾根の高嶺に出かけた。高嶺登頂後観音岳も予定していたが、全員の完登とはならなかった。
年月日 | 2014.8.4~5 |
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天候 | 晴れ |
コース | 西ノ平-燕頭山-鳳凰小屋-地蔵岳-高嶺-赤抜沢ノ頭-観音岳-鳳凰小屋-燕頭山-西ノ平 |
メンバー | 八ヶ岳自然クラブハイキンググループ9名 |
行動時間 | |
感想、他 | 今回登った燕頭山(つばくろかしら)のコースは所どころに、信仰遺跡があって、地蔵岳への登拝路だったことがうかがえた。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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7:25-30 | 御座石林道 | 1222 | 林道に5~6台の駐車スペースがある 下車後さらに先に進むと右手にゲートが現れるので、そこの広い林道を進む |
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7:45 | 西ノ平登山口 | 1451 | ゲートから15分ほどで登山口に着く 御座石鉱泉からの登山道がここで合流する |
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8:05-10 | 休憩 | 1451 | ブナ、コメツガのなかにレンゲシヨウマ、ソバナ、数種のランなど多くの花が迎えてくれた クラブの山野草グループに所属している人も多いため、お互い種名を確認しあいながら登る |
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9:15-25 | 七合目標識 | 1758 | 標識横に「立身山五竜不動尊」の石碑があった | |
9:50-10:00 | 旭岳 | 1891 | ここは尾根の途中でピークではないが旭嶽の表示があった 隣に猿田彦大神と刻まれた石碑と祠があって、昔からの登拝路だったことがうかがえる |
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10:50-11:20 | 燕頭山(つばくろかしら)2104.8m | 2101 | 広い平頂はダケカンバとカラマツと笹原の中にあり、サルオガセが大径木にからみついていた どうやらここは霧が発生しやすい所らしい |
三等三角点 |
11:35 | 牛首のザレ場 | ロープとクサリが横に張られているが、階段がしっかりしているため頼らずに通過した | ||
13:30 着 | 鳳凰小屋 | 2381 | 小屋到着前に雨に降られたが、すぐに止んだ 小屋のベンチでビールで乾杯、その後も談話室でゆったりとくつろぐ |
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2日目 4:00発 | 鳳凰小屋 | ヘッドランプを付けて地蔵岳に向かう | ||
4:50-5:00 | ザレ場 | 2609 | 早立ちしたおかげで日の出を見られる所にたどり着けた 目の前の地蔵岳オベリスクと観音岳にも朝陽が射して輝いた |
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5:05-5:45 | 賽の河原 | 2711 | タカネビランジが朝陽を浴びて花弁の水玉が輝いている所で、前日に作って貰った朝食弁当をたべる 賽の河原に降りたら、大勢のお地蔵さまが朝日に向かって拝んでいた、その姿に別の世を見ている思いがした |
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赤抜沢ノ頭2750m | 鳳凰三山の峰続きで、かつ早川尾根の起点でもあるので、白峰三山、仙丈岳を一望でき、目的地の高嶺が近づいた | |||
7:20-35 | 高嶺2779.1m | 2782 | 私たちの北杜市から毎日のように目にしていて、地蔵岳だけよりも高くそびえる『高嶺』についに到着した | 三等三角点 |
8:35-45 | 赤抜沢ノ頭2750m | 2755 | ここで2班に分かれ、4名が観音岳に向かう | |
9:10 | 鞍部 | 2635 | ||
10:10-20 | 観音岳2840.7m | 2838 | ||
10:45 | 鳳凰小屋への分岐 | 2701 | ||
11:40-12:05 | 鳳凰小屋 | 2399 | ドンドコ沢への最後の降りにある梯子で雨がきたがすぐ晴れた、下の沢水はことのほか美味しかった 昼食後出発 |
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13:35-50 | 燕頭山 | |||
14:15-20 | 旭岳 | |||
15:40 | 西ノ平登山口 | 1339 |
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御座石鉱泉コースがここで合流し、右手の尾根に取り付く
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淡紅紫色の美しい花を付けたレンゲショウマ
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七合目の表示と不動尊の石碑、木のお札は新しい
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旭嶽と猿田彦大神と刻まれた石碑が並んでいる
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カラマツとダケカンバに覆われた平頂でサルオガセが目立つ
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燕頭山からは右斜面のレベル道が続いてきたが、左斜面ザレ場になった、クサリを使わず進む
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早い時間帯に鳳凰小屋に到着
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小屋を4時に立って1時間かからずにザレ場に到着
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日の出に間に合った!
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観音岳に陽ざしが射した
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地蔵岳のオベリスクと賽の河原のお地蔵さまに朝陽が届いた
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賽の河原から一登りして、早川尾根起点の赤抜け沢ノ頭に到着
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高嶺の全貌が見えてきた
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八ヶ岳には限られた場所にしか見られないが、今回は花盛りをふんだんに見ることができた
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シロバナタカネビランジも数株を見ることができた
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目的地の高嶺2779.1m頂上で記念撮影
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鳳凰山固有種のホウオウシャジンも目にすることができた
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岩場に咲いていたミヤマシャジンも美しい姿だ!
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高山植物だけでなく、高山蝶のクモマベニヒカゲも撮影できた
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鳳凰三山最高峰の観音岳にも登ることができた