2021年2月6日(土)
山梨百名山 高ドッキョウ
山梨と静岡との県境にある高ドッキョウを樽峠から往復した。
樽峠へは国道52号線の道の駅とみざわから福士川、石合川沿いに9km入った樽峠登山口から登った。
年月日 | 2021.2.6 |
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天候 | 快晴 |
コース | 道の駅とみざわ-石合集落-樽峠登山口-樽峠-高ドッキョウ (往復) 地形図:篠井山 |
メンバー | 薮田、残間、青木 |
行動時間 | 所要時間:7時間50分(休憩含む) 沿面距離:11.2km |
感想、他 | 樽峠の標高は724m、高ドッキョウは1133mのため、縦走路からの展望は木の間越しになった。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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6:00 発 | 北杜市大泉町 | 中部横断道の下部温泉早川ICを出た後、富士川左岸道を行き、富栄橋で右岸に渡り、道の駅とみざわに立ち寄る | ||
7:15 | 道の駅とみざわ | 道の駅から右折し、福士川沿いに奥山温泉への道を行き、途中支流の石合川で左折、3km弱で樽峠登山口に到着 | 石合川沿いにあった石合集落は廃村状態 | |
7:45-55 | 樽峠登山口 | 466 | 林道ゲートの右手に駐車場があって、登山標識もあった 小沢を丸太橋で渡って、涸沢沿いの登山路に入る 杉桧の植栽林に覆われた登山路は単調で、林床には間伐材が転がっているだけだったが、途中アカガシの大木と数本のミツマタを見ることができた |
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8:50-9:00 | 樽峠 724 | 735 | 樽峠は山梨と静岡との県境にあって、山梨の石合集落と静岡の樽集落の人たちの往来があったのだろう、峠には顔が欠けた石仏像と大杉がその面影を残していた ここから右手へ高ドッキョウを目指す、左は平治ノ段につながる |
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9:30 | p1 | 845 | p1への稜線は広く、山梨側は依然と植栽林が続き暗く、静岡側は自然林のままで明るいため、道を挟んで対照的な景色になっていた | 縦走路は特別の地名がなかったので、ピーク名を仮につけた |
9:45 | p2 | 850 | 幅広い尾根のおかげでブナやトチが大木になって枝を伸ばし切っている姿はみごとだ! 道にはブナの実がたくさん落ちていて、日本海側が不作だったのに、こちらは豊作だったようだ |
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10:00-10 | p3 | 902 | p3までの登りは急坂だった、ここで休憩をとる この後は尾根が細くなって岩も現れ、ブナ、ヒメシャラ、モミなどが見られ、手掛かり用のロープが張られていた |
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10:30 | p4 | 955 | このピークは地形図の978標高点があるところだが、バロは955mなので計測点の位置にずれがあったのかもしれない ここを越した後、頂上直下の急坂がつづき、休み休み登る |
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11:40-12:15 | 高ドッキョウ頂上 1133.2 | 1141 | 数パーティーに追い越されながらようやく頂上に到着 山頂の北東だけが開け、木の間越しでない富士山が初めて望めた、西寄りの南アルプスも展望したかったが刈払いはされていなかった 山梨百名山標識の前で記念撮影 |
二等三角点 |
13:20 | 静岡側展望地 | 962 | 冨士川の河口と駿河湾が見えた 下降中、北側に見えたきれいなピークは篠ノ井山だろうか?次回に登りたい |
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14:15-25 | 樽峠 | 730 | ||
15:30 | 樽峠登山口 | 472 |
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林道の屈曲点にゲートがあって、その右横に駐車場があった
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駐車場奥に登山標識があって、小沢を丸太橋を二つ渡って、涸沢沿いの道に取付く
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涸沢に沿って杉桧の植栽林の道を行く
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ヒノキとスギが混じっていて、ここはスギ
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間伐材が転がっている林床の一部に陽が射すようになったのだろうか緑の草が現れた
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林道を横切る
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林道近くにアカガシの大木が見られた
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樽峠に到着、大杉と石像があって峠の面影を残していた
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高ドッキョウへの縦走路は広く、右手山梨側は植栽林で暗いが、静岡側は天然林の森で明るい
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振り返ると先月登った貫ヶ岳が望めた
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広い尾根に伸び伸びと枝を張ったブナ
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p3の登りは結構急坂の登りになった
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p3を越すと細尾根になって岩も現れ、ブナ、モミが見られた
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縦走路はこのような立派なヒメシャラ、それに常緑のアセビが見られた
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山梨百名山の標識と快晴のもとでの富士山
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富士山の地肌が見えているので、今冬は例年になく少雪のようだ
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雲ひとつない富士山をバックに
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登山路には雪が一切ないが、所どころに霜柱があって、少し融けだしたところを降る
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手掛かり用にロープが張られていた
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縦走路から見つけたこの山は山梨百名山の篠井山だろうか?