2018年9月12日(水)
御陵山(おみはかやま)
夏の半日、この御陵山(おみはかやま)に登った後、暑気払いを予定していたが、今日まで延び延びになって
しかもメンバーもそろわず二人で出かけた。
長野県の川上村から馬越峠(まごえとうげ)に入り、そこから御陵山を往復した。
年月日 | 2018.9.12 |
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天候 | 曇り |
コース | 馬越峠-御陵山(ピストン) |
メンバー | 俵、青木 |
行動時間 | |
感想、他 | 馬越峠を挟んで西側が天狗岳~男山の縦走路、東に御陵山が連なり、両者は峰続きになっているため、似たような山の姿だった。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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7:50発 | 馬越峠 | 1625 | 川上村大深山からの林道を上がり、南相木村との境にある馬越峠に到着 峠の西に天狗岳への登山口があり、御陵山の登山口は反対側の急なのり面にある |
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最初のロープ場 | のり面を登り切ったあと右手尾根上を行く、岩稜が混じる尾根道で最初のロープが現れる | |||
8:20 | 二つ目のロープ場 | 1657 | ミズナラ林の中に時々岩稜が現れ、それほど大きなギャップはないが、二つ目のロープが現れた | |
9:00 | 1720P | 1720 | 「補助三角」点があるピーク | |
9:10 | 送電塔 | 1710 | 「西群馬幹線」記名の大きな鉄塔が山道の横にある | |
9:45-10:10 | 御陵山頂上 | 1821 | 壊れた木の祠がある所が御陵山の頂上だった 祠にかかわる「山の神奉斎品」の説明書きがあった 『山岳信仰として17世紀後半(推測)より、川上村・南相木村で雨乞いの神事がたびたび挙行され、御陵山へ登拝の際に奉納されたといわれている、山頂の小祠から鉄製品「薙鎌」「剣形」「刀形」など833余点と、これほど大量の遺物が発見されたことは珍しく長い年月にわたって、この行がとりおこなわれてきたことを伺わせる』 |
あとでGPS軌跡を見て気が付いたが、この奥に三角点があった 遺物は長野県有形民俗文化財に指定 |
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昨日降った雨でキノコが出始めたらしく、大きな袋を持ったキノコ採りの人に出会った 私たちはその後をたどったため、食用キノコはないと思ったがヤマブシタケ、タマゴタケなどを見かけた、白色のドクツルタケは多く見かけた |
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11:45 | 馬越峠 | 1619 | 半日の登山を終えたあと、遅めの暑気払いにでかけた |
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川上村と南相木村との間にある馬越峠から登る、写真左に登山口
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馬越峠にある道路石碑と地蔵、この後ろが天狗岳への登山口
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登山路はヤセ尾根上を忠実に辿り、ミズナラ林が多い
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岩稜が比較的多く、アカマツ林に変わった
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標高1660mに2本目のロープが掛けられたいた
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2本目のロープ場
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ミズナラの奥に「登山道」の標識が見える
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2.5万図の1720ピークにあった「補助三角」点
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道横に送電塔があり、「西群馬幹線」と記されていた
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岩稜にシャクナゲも現れ、コメツガも見られた
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御陵山頂上に壊れた祠があった
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山岳信仰と祠に奉納された鉄製品の説明書き
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二人で収まった
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ミズナラの幹に張り付いていた白いキノコは「ヤマブシタケ」で珍味らしい
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この白いキノコを多く見かけたが、ドクツルタケらしい
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登るときにはなかったタマゴタケ(食用)を見つけた
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稜線にはほとんど花が見られなかったがミヤマママコナは多く咲いていた
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ミヤマママコナ以外ではトリカブトとアキノキリンソウが見られた
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最初に現れたロープを吊るした岩場 下りに撮影
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川上村に広がるレタス畑は収穫期を迎えていた