2018年7月30日~31日
八ヶ岳・真教寺尾根から杣添(そまぞえ)尾根へ(2)
2日目は赤岳頂上小屋から横岳奥の院まで縦走、三叉峰まで引き返したあと杣添尾根を降った。
赤岳頂上からの降り、日ノ岳の登り、鉾岳の撒き道にも鎖場があったが、昨日からみれば緊張感はなく、周りの景色と高山のお花を楽しみながら歩けた。
年月日 | 2018.7.31 |
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天候 | 快晴のち晴れ |
コース | 赤岳頂上山荘-横岳奥ノ院-三叉峰-杣添(そまぞえ)尾根 |
メンバー | 孫と二人 |
行動時間 | |
感想、他 | 頂上小屋に泊まってご来光を見せたいと願っていたが、見事に両神山方向からのぼるご来光を見ることができた。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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7月31日 4:45 |
ご来光 | 雲海から昇るご来光を、最高の条件のもとで迎えることができた! | ||
5:30 | 赤岳頂上山荘で朝食 | いつもは日の出まえに小屋を出るのだが、今日は二人で味噌汁付の朝食をゆっくり頂いてから出発した | ||
6:10 | 山荘出発 | 2846 | 小屋からの降りは急勾配でいきなりクサリを伝って降る | |
7:00 | 地蔵仏 | 2718 | ここで行者小屋からの地蔵尾根ルートが出合う ここからまた目前にそびえる日ノ岳を目指す、二十三夜峰の鋭鋒の根下を越すとまた鎖場になった |
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7:35 | 日ノ岳 | 2796 | ピークからはお花畑になっていて、色とりどりのお花が現れた | |
鉾岳撒き道 | 日ノ岳の稜線にたどり着いたが鉾岳へは直進できず、左を巻くため一旦下降して回りこむ 下降点にも鎖場があった |
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7:55 | 大権現 | 稜線に登り返したところが石尊峰で「大権現」の碑が置いてあった | ||
8:20 | 三叉峰 杣添尾根分岐 | 2819 | 稜線のお花を愛でながら三叉峰に到着 | |
8:40-9:00 | 横岳奥ノ院 | 2831 | 横岳は日ノ岳・鉾岳・石尊峰・三叉峰・奥ノ院を総称していて、その内の奥ノ院が最高峰のためかここに「横岳」の標識があった 台座ノ頭、硫黄岳、大同心のピークを確認した後三叉峰に戻る |
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9:30-40 | 三叉峰頂上 | 2828 | 三叉峰のピークに上がった後、杣添尾根を下降する 朝の快晴からみて午後までは晴れると思っていたが、雲が出始めて展望がきかなくなった |
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10:20-25 | ダケカンバ帯 | 2587 | ここのダケカンバは大木が多いが、いずれも根曲りで、斜面に積もった雪で押し曲げられながらも生き延びてきた姿だ | |
11:05-25 | 広場 | 2442 | 昼食 | |
12:45 | 南八ヶ岳林道 | 1913 | 3時間かけて到着、結構長い尾根に感じた | |
13:15 | 海ノ口自然園駐車場 | 1773 | 山仲間の薮田さんに車で迎えに来ていただいて帰宅 |
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両神山の方向から昇る日の出を4時45分に迎える
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富士山も少し赤みを帯びた姿を見せてくれた
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阿弥陀岳にも朝陽があたり、赤岳の影が中央アルプスに映し出された
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朝陽の斜光が相木村にある男山や御座山にふりそそぐ
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頂上から縦走路を望む、遠く浅間山、四阿山も見えた
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赤岳からの降りも急こう配で、クサリを使う
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地蔵尾根ルートの合流点
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二十三夜峰の根元を回って日ノ岳に向かう
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ここも鎖場だがそれほど緊張感はない
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日ノ岳のピークまで上がって稜線にたどり着いたが、鉾岳の左を巻くため、クサリを使って下降する
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鉾岳を捲いた後また稜線に戻る、石尊峰に大権現と刻んだ碑がある
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イワギキョウとタカネニガナは前日の岩場で撮影
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このあと紹介するお花は横岳の稜線に咲いていたもの
ウサギギクとウスユキソウ -
コウメバチソウとクロトウヒレン
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コバノコゴメグサは盛期、クロクモソウ
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ミヤマツメクサは今が旬、ミヤマウイキョウ
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タカネナデシコとミヤマオダマキは終りかけていた
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コマクサ、タカネサギソウ
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三叉峰から奥ノ院を望む
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奥ノ院で記念撮影、頂上標識に横岳の表示がある