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2017年9月24日~26日

飯豊の最高峰 大日岳(1)

 大日岳は飯豊連峰の最高峰だが、新潟県側からの直接のアプローチは長く、縦走路から登るにしても長い稜線歩きになるため登りづらい山だ。
今回その大日岳に久しぶりに訪れたくなり、昔からの山仲間に助けられながら2泊3日の行程で切合小屋からピストンで登った。
これを1日目分と2~3日目分とを2回に分けて記録した。

登山記録

年月日 2017.9.24
天候 曇りのち晴れ 快晴 快晴
コース 1日目 小白布沢-横峰-切合小屋 2日目 切合小屋-飯豊山-御西岳-大日岳-本山小屋
3日目 本山小屋-三国小屋-剣ヶ峰-登山口
メンバー 佐々木、亀谷、青木
行動時間
感想、他

 9月下旬の飯豊登山の記憶は乏しいが、今回、標高1600m以上の稜線の樹々は紅葉に染まり、タカネナナカマド、ムシカリ、ツルアリドウシ、ツルリンドウ、アカモノなどの実が彩を添えていた。
そんな中で高山植物も負けずに、今を盛りと咲き誇っていたのには驚かされた。花を咲かせていたのはマルバコゴメグサ、オヤマリンドウ、ミヤマクルマバナ、タカネマツムシソウなど。

時刻 位置(標高m) バロm 記事 備考
9月24日  5:00 新潟市発 西会津ICまで高速道利用
6:50-7:05 登山口 619 小白布沢沿いの車道を行き、桑ノ沢橋を越した所に駐車後、20分ほど戻った所から登り始める
緊急避難道路として車が入れる細い林道をしばらく行くと駐車スペースがあって車が1台泊まっていた
壊れかけた登山ポストの横から登山道が始まった
山裾を横切る道を小沢が繰り返し現れ、7~8回ほど渡渉しただろうか、1時間ほどかかって尾根に取付いた
尾根は巨木が混じるブナの森で、高度を稼げる急坂だ
8:25 水場 1056 左に脇道があり角にあるブナに君命水と彫られてあった
尾根道の急坂には樹脂製の土留めが設けられ、結構手入れが行き届いていた
9:30-40 横峰 1319 急坂を突き上げた所が横峰で、長坂側に若干戻った所に横峰小屋跡があった
地蔵山への分岐点を見送った後に水場が現れた
昔、横峰には季節ごとに掛けられる小屋があった、小屋跡横にはトタン板で包まれた小屋材が今も残っていた
10:05-10 水場 1374 岩間から湧き出ている清水で量が多い
水場からさらに行くと地蔵山-五段山への分岐点に出る、地蔵山にも掛小屋があったが、今回は寄らずに剣ヶ峰へと進む
10:50-11:10 剣ヶ峰入口 岩稜が始まる赤色の岩がある所で休憩し、昼食を取る 地元の人が赤岩と呼んでいた、剣ヶ峰での目印にしているようだ
11:45 剣ヶ峰の標識 剣ヶ峰は三国小屋までの岩稜全体を指すものと思っているが、ここに標識が立っていた
岩稜はさらに続き、霧が晴れてきて辺りが見渡せるようになった、水場の標識が出た後すぐに三国小屋に到着
12:15-40 三国小屋 1642 ここから種蒔山への縦走路が見通され、稜線は紅葉が始まっていた
13:05 梯子、鎖 昔は鎖しかなかったが梯子も掛けられた、しかし肝心なところに梯子がないねと言っていたら、上に外されてあった
ボルト穴が歪んでいて雪崩か何かに剥がされたらしい
13:50 七森 1700 この付近の樹々が紅葉しているのに、東斜面の日当たりが良いところに多くの高山植物が残っていた
ウメバチソウ、ミヤマクルマバナ、タテヤマウツボグサ、ミヤマコウゾリナ、マルバコゴメグサ、オヤマリンドウなどを確認した
14:30-40 種蒔山 1773 今日の泊り場の切合小屋が見えて、辺りは一段と紅葉が濃くなった
15:10 切合小屋
きりあわせごや
1746 管理人は明日まで駐在とのことで、賄付きの宿泊者も大勢居て小屋は賑わっていた
数年前に御西小屋の管理人が『飯豊に山ガールを見るにはあと10年はかかるだろう』と言っていたが、今日の宿泊者は山ガールが多かった

登山マップ

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