2024年7月27日~28日(日)
権現岳・三ツ頭
八ヶ岳連峰の内、孫娘が未踏だった権現岳に登ることになった。
前の晩にわが家に宿泊後、早立ちを予定をしていたが、当日東京発の「あずさ」に変更になったため、遅い出発になった。
暑い中の登りに、私自身が熱中症状になって、休み休みの登りになって、孫娘より2時間弱遅れて青年小屋に到着した。
翌日も早立ちをしたものの、緩慢な歩き方は変わらず、思ったより時間を食ってしまった。やはり老齢化にともなう登山の限界に達しつつあるようだ。
年月日 | 2024.7/27~28 |
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天候 | 晴れ |
コース | 観音平-雲海-押手川-青年小屋-権現岳-三ツ頭-前三ツ頭-天女山 地形図:八西部西部 |
メンバー | 二人 |
行動時間 | |
感想、他 | かって、八ヶ岳の高山植物たちをテーマに登ったのは6月下旬が多かったが、梅雨明け後の今回も多くのお花を見ることができた。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
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27日 9:25-40 | 観音平 | 1392 | 朝9時半ころの観音平はすでに満車で道路にはみ出ていた | |
11:15-45 | 雲海 | 1870 | 熱中症アラートが続く中、登り出しが遅かったためもあって、私が熱中症に掛った状態で、途中休み休みの登りになった この先で孫娘に単独行をすすめ、私は体調をみながらゆっくり登った |
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13:00-15 | 押手川 | 2100 | 押手川になんとかたどり着く、少しづつ高温に対する馴化ができてきたようだ しかしスピードが上がらないのは、登山年齢の限界に近づいていることなのだろう |
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13:25-40 | 押手川展望台 | 甲府盆地と富士山を望める展望台で、青年小屋に夕方には到着できそうだと電話を入れておいた | ||
15:50 | 青年小屋 | 2385 | 孫娘の到着から2時間弱の遅れで到着 | |
28日 5:00 | 青年小屋近くの水汲み | 2334 | 昨晩の夕食が豪華だったため、小屋の朝食を食べたかったが、おにぎりに変えて、早く出発する 小屋の北にある水場で水補給をしてから登り出す |
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5:30 | 登山開始 | 2393 | 朝方に降っていた強い雨は止み、あたりを覆っていた霧も切れ間が出てきた | |
6:00 | ノロシ場 | 2546 | 辺りはシャクナゲ、カラマツ、シラビソとオシラビソが見られ、いづれも背の高い喬木林だ 標識があるところから少し下ったところにあるダケカンバはここの目印だが元気な姿を見せてくれた |
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7:05 | ギボシ | 2704 | ギボシへの登りで森林限界2550mを越え、ハイマツ、ダケカンバなども灌木に変わった ガレ場にはイブキジャコウソウが群生、イワギキョウも多い、シコタンハコベが雨露にぬれていた ギボシに近づくと岩場にかわり鎖が連続する、ギボシのピークは登らずにトラバースする |
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7:20-45 | 権現小屋上 | 2690 | 権現小屋上の尾根に到着、ここから今ほど登ってきたノロシ場、ギボシを振り返り、かつ、尾根続きの赤岳・阿弥陀岳の展望を楽しむ | 権現小屋は寄らなかったが閉鎖しているようだ |
7:50-8:10 | 権現岳山頂 2715m | 2717 | 山頂に据えられた鉄剣と石碑の横で記念撮影をする 山頂から北に赤岳と阿弥陀岳、南に三ツ頭と富士山が展開した この後の尾根上もたくさんの高山植物が現れた |
権現岳の南直下に小さな檜峰神社の石祠があり、木製の人形があった 大栃山にある檜峰神社との関連は不明 |
9:30-45 | 三ツ頭山頂 2580m | 2586 | 権現岳からコルに下り、登り返したところから見る権現岳が私のお気に入りで、ゆっくり眺めさせてもらった、おそらくこれが見納めだろうと思いつつ | |
10:35-50 | 前三ツ頭 2364.6m | 2378 | 前三ツ頭と三ツ頭はわが家から一番近い山なので何回か通ったところだが、こんなに長い下りと急坂が続いたっけと思いながら下降する | |
14:00-10 | 天ノ河原 | 1640 | ||
14:20 | 天女山 | 家内の車に出迎えてもらい帰宅 |
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青年小屋のキャンプ地
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青年小屋からの夕焼け19時
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2日目朝5時に出て近くの水汲場へ
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標高2530mのピーク ノロシ場
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ギボシ付近の岩場
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ギボシ付近から三ツ頭にかけての高山植物をまとめて表示した
高山植物Ⅰ ミヤママンネングサ&ミヤマダイコンソウ -
高山植物Ⅱ イブキジャコウソウ&シコタンハコベ
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高山植物Ⅲ ミヤマオトコヨモギ&ミヤマゼンコ
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高山植物Ⅳ イワギキョウ&タカネマツムシソウ
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高山植物Ⅴ イワベンケイ&コメツツジ
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権現小屋の上の尾根上から赤岳を望む、右の山影は旭岳
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登ってきたノロシ場とギボシ、右下は権現小屋
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権現岳から赤岳と阿弥陀岳を望む
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権現岳山頂
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権現岳山頂にある鉄剣と石碑とともに二人で
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権現岳から富士山を望む
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三ツ頭山頂 バックは権現岳
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三ツ頭にある標識
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前三ツ頭の山頂で
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天の河原