2024年10月17日(木)
北八ヶ岳の白樺と紅葉を訪ねて
北八ヶ岳の撮影地として選んだのは、八千穂高原の白樺林・白駒の池・明治温泉・御射鹿池(みしゃがいけ)である。
小海線の八千穂駅側から国道299号に入り、麦草峠経由で八ヶ岳を横断した。
年月日 | 2024.10.17 |
---|---|
天候 | 快晴 |
コース | 道の駅・八千穂高原-八千穂レイク・白樺林-白駒の池-明治温泉-御射鹿池 |
メンバー | 写真クラブメンバー11名 |
行動時間 | |
感想、他 | 白樺林はきれいな白肌を見せていたが、葉は黄葉しないで散ってしまい、周りのドウダンツツジは紅葉には早かった。 |
時刻 | 位置(標高m) | バロm | 記事 | 備考 |
---|---|---|---|---|
8:00 | 小淵沢 | 小淵沢からマイクロバスで国道141号線を行き、八千穂高原IC入口から国道299号に入った | ||
9:15-9:35 | 八千穂高原・道の駅 | 812 | 中部横断自動車道の八千穂高原IC入口に2024年9月にオープンした道の駅に立ち寄る。かなり規模が大きく、野菜販売所、コンビニ、スポーツ用品店、観光案内所などが併設されていた。 | 中部横断自動車道の北部は北佐久JCから八千穂ICまでが開通済み |
9:50-10:40 | 八千穂レイク・白樺林 | 1500 | 約200haの敷地に50万本の白樺が群生していて、幹の肌は白く輝いていたが、一緒に彩ってくれるはずのツツジの紅葉には早かった。ズミの木がたくさんあって実を付けていたが,色づきは良くなかった。 | |
11:00-12:20 | 白駒の池と原生林 | 2115 | 標高2100m以上にある湖としては日本最大の天然湖で周囲1.8km。
周囲のツツジの紅葉とダケカンバの黄葉が見頃を迎えていた。 池の周辺は日本3大原生林の一つとされ、コメツガ、シラビソ、ダケカンバ、ゴヨウマツが隣りあって林立していた。 これらの林床を飾る苔類がみごとだった。 |
ここは日本蘚苔類学会から日本の貴重なコケの森に指定されている |
12:30-13:00 | 麦草峠 2127m | 2136 | 麦草峠で持参の弁当で昼食をとる。 ここは八ヶ岳連峰の縦走路にあって、しかも日本海側(千曲川・信濃川)と太平洋側(諏訪湖・天竜川)に流れ出る川の分水嶺になっている。 |
|
13:45-14:20 | 明治温泉 おしどり隠しの滝 | 1540 | 麦草峠を越えて、メルヘン街道とも呼ばれている国道299号から、湯のみち街道に移って明治温泉に向かう 温泉は明治時代からの老舗だが、名前の由来は”明らかに治る温泉”であることからという 宿の横を流れる渋川の紅葉とともに「おしどり隠しの滝」を撮影する |
温泉へは明治温泉入口の駐車場から歩いて向かう 渋川は諏訪湖に入る本流とのこと |
14:30-14:50 | 御射鹿池(みしゃがいけ) | 御射鹿池は東山魁夷の『緑響く』の絵画の舞台になったところで、農業用のため池が一大観光地になった |
-
今年9月末に新たにオープンした道の駅・八千穂高原
-
ツツジの紅葉が彩ってくれたが、陽射しが欲しかった
-
50万本の白樺の群生はみごとだった
-
林の中は背をこすクマザサに覆われていた
-
駐車場から白駒の池へは木道の上を歩く
-
原生林の中はびっしり苔に覆われている,八ヶ岳には519種の苔が確認されていると言う
-
セイタカスギコケであろうか?
-
苔マットからシラビソの実生が芽を出した
-
白駒の池周辺の紅葉は見頃を迎えていた
-
ツツジの紅葉と奥のダケカンバの黄葉も見頃だ
-
紅葉と水草
-
白駒の池のボートと湖面
-
白駒荘は新装されていて、奥には古い白駒荘が残されていた
-
白駒荘前のベンチ
-
八ヶ岳連峰の背骨にある麦草峠を越して横谷峡経由で明治温泉に向かう
-
横谷峡の案内図、明治温泉と御射鹿池もこの中にある
-
明治温泉横に流れる渋川の紅葉と「おしどり隠しの滝」
-
おしどり隠しの滝
-
『緑響く』の絵のように白馬が現れそうな御射鹿池
-
御射鹿池の池面に映る森影が幻想的だ